内容説明
「ごめんなさい」「失礼しました」「申し訳ありません」思いっきり足を踏んでしまったとき、最適な謝罪のことばはどれかわかりますか?言葉には、「意味」と「語感」があります。最適なひと言を選び出し、コミュニケーションを円滑にするには、意味だけでなく、語感を知らなければなりません。しかも、ことば選びには、あなたの人間性のすべてが表れます。そこでの立場や配慮の有無、あるいは性別や年齢、さらには教養や品性までもがにじみ出てしまいます。本書では、日常生活で起こりがちなことば選びのまちがいや、それによって起こる悩みを例文として取り上げながら、語感を意識した正しいコミュニケーションのあり方を探っていきます。本書を読んで、「語感」のセンスを磨くとともに、日本語の奥深さを味わってください。
目次
第1章 語感はコミュニケーションを豊かにする(ことばには意味と語感がある―語感とは何か なぜ微妙に違うことばがたくさんあるのか ほか)<br/>第2章 その一言が相手を不快にしてしまう―ネガティブな語感(やる気をそぐ・そがないも語感次第 低く評価されることばに人は傷つく ほか)<br/>第3章 この一言が人を前向きにさせる―ポジティブな語感(「今日も一日“一所懸命”がんばったね」 相手を安心させて自分の信頼度を上げる ほか)<br/>第4章 自分の思いをきちんと伝える(思いをきちんと伝えるための姿勢とは 頼むときは「やってもらえる?」と意思を聞く ほか)<br/>第5章 知っておきたい大人の語感(目上の人への“ねぎらいのことば”はなかった 切り出しにくい用件には適切な前置きのことばを ほか)
感想・レビュー
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