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内容説明
肉を食べると太るとか、コレステロールが増えるとか言われているが、健康な高齢者は肉を常食としていることが多い。本書では、様々な地域で百寿者<100歳以上の高齢者>の調査を行ってきた筆者が、百寿者の共通項を分析し、健康寿命を伸ばす正しい健康習慣を提案している。高齢になってなお、生きがいを持った暮らし手に入れるためには健康が何より必要である。健康はあくまでも日々の暮らしのための一資源であり、生きる目的ではない。しかし、老化は人間である限り避けられないのであり、高齢者が生きがいを持ち続けるためには老化予防の生活機能維持という視点に立った生活習慣を提案している。第1章では健康常識のウソとホントを分析。第2章:健康で長生きしている人の本当の生活習慣を食事・栄養、運動、頭の使い方、社会貢献、理想的な暮らし方などから提案。第3章:天寿をまっとうするための知恵として現在の本末転倒した健康ブームに疑問提示する。
目次
第1章 長寿説も健康常識もすべて迷信(ボケや寝たきりの高齢者が増えている? 寝たきりになると長い? 日本の生産人口は減っていく? ほか)
第2章 健康で長生きしている人の本当の生活習慣(食事・栄養 生涯運動のすすめ 認知症予防のための頭の使い方 ほか)
第3章 天寿をまっとうするための知恵(健康は人生の目的ではない スーパー老人たちから学んだこと エイジズム(年齢差別)は高齢者にも子どもにも向かう ほか)