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内容説明
グーグル、ザッポス、ジャックダニエル、メソッド、ディスカバリーチャンネル…消費者との強い絆を築いた企業だけが利益を挙げ、市場に君臨できる。
パンパースを100億ドルビジネスに育て、グローバル・マーケティング責任者としてブランド王国P&Gの礎を築いた伝説的マーケターが説く「ビジネスを加速する理念の法則」。消費者との強い絆を築き、市場に君臨する「世界のトップブランド50」も公開。ビジネスリーダーの必読書!
目次
第1部 新しい成長のシステム(偉大なビジネスには偉大な理念がある 成長するビジネスの条件 ブランド理念の木)
第2部 5つのルール(「ルール1」ブランド理念を発見する ディスカバリーの「終わりのないビジネス」 「ルール2」企業文化を構築する ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo
6
「ビジネスモデル」よりも「ブランド理念」の方が、企業にとって「成長エンジン」になる、と主張する。ビジネスモデルは、市場環境に合わせて変化させなければならないが、ブランド理念は、「どういう価値を重んじているか」を、描き出すことによって「究極の成長エンジンとなる」とする。そこでは、リーダーとして大事なことは「何を売るかではない。何を体現するかだ。」となる。旧来の勝ちパターンに固執し衰退する企業がほとんどである現実を見つめれば、本書の主張は全く正しい。難しいのはどのようにしてブランドを確立し維持するかである。 2017/01/08
Kei
5
* P&Gが非常に良い企業だということがわかった。 * P&Gの本、Founding storyを読んでみたいと思った。 * 日本企業がTop50に入っていないのは残念。 * 企業のブランドは理念に基づいているというのを明確に言語化している * この本の中で一番良い点。 * 企業のWhyやMission、Why existingがベースにある。 * メソッドなどのフレームワーク * ここがいまいち不明になっているかも。2022/03/04
vintage like
4
マーケティング実務家として世界の頂点のキャリアを極めてきた著者の語るブランドの創り方、育て方はシンプルがゆえに説得力がある。ブランドは単なるモノを売るためのマーケティングの手段ではなく、人間の目的であるが故に、人を駆り立て、共感と支持を生み出す理念が決定的に重要なのだ。2016/04/02
ishicoro
4
良いブランドと言われる企業がどういった理念をもってビジネスに望んでいるのかが垣間見られ、非常に参考になった。消費者に対してのみでなく、上業員、パートナーに対してもブランド理念をもとに振る舞う事でよいブランドが維持、成長していくのだなと実感。採用に関してもブランド価値と会う人を厳しく厳選する事で成長するのだなと。経営者などマネジメントを評価するツールをまた一つ持てた気がしました。2014/07/27
シラヌイ
4
ブランド理念をもった企業は魅力的。著者がブランドマネージャーとして体験した事例、とくにパンパースのものが非常に面白かった。しっかりした思いのある企業で働きたいし、そういった企業の製品を利用したいなぁ。ただ、挙げられている50社がほんとにしっかりしたブランド理念があるかどうかはちと疑問。2014/04/25