すっきりわかる! 超解「哲学名著」事典

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すっきりわかる! 超解「哲学名著」事典

  • 著者名:小川仁志
  • 価格 ¥630(本体¥573)
  • PHP研究所(2013/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569679198
  • NDC分類:103.1

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内容説明

哲学の名著を一度は読んでみたいけれど、何のガイドもなく読み始めると挫折しそう。1冊読むだけで、主要な哲学名著の概要を一気につかめる本があったらいいのに……。本書はそんなニーズに応えたブックガイドです。元サラリーマン・市役所職員という異色のキャリアを持つ“庶民派”哲学者が、主要な古典を48冊厳選し、それぞれの内容や構成、著者の生涯や人となり、執筆の動機や背景などを丁寧に解説。また、どんな本かをひと言で説明する「超解」付きで、教養の基礎をさっと学び直したい人にもお薦めです。【超解例】○プラトン『ソクラテスの弁明』=「哲学の父・ソクラテス」誕生の物語○デカルト『方法序説』=近代哲学の方向性を定めた航海図○ヘーゲル『精神現象学』=「意識」の成長を描いた旅物語もちろん、難解な哲学名著に挫折したことのある人も必読。ベスト&ロングセラー『超訳「哲学用語」事典』同様、「哲学=難解」が「哲学=面白い!」に変わる1冊です。

目次

第1章 生き方―より善く生きるための名著
第2章 心と人間関係―人とうまくやっていくための名著
第3章 認識―本当の自分を知るための名著
第4章 宗教と道徳―正しさを判断するための名著
第5章 政治と権力―暮らしやすい社会をつくるための名著
第6章 文明―人間社会の発展を考えるための名著

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

59
前著の「超訳哲学用語辞典」と同様に章を追う度にだんだん難しくなって行きます。この辺りの著者のポリシー(著者の読者への思いやり)には相変わらず感心します。また、超難しいとされる哲学名著を2000字/1冊で纏め上げるレベルには畏怖の念を感じます。原著はもちろん興味があるのですが、先ずは本書をしっかり理解できるようになってから原著に移り直そうと思いました。2020/09/05

SOHSA

16
代表的な哲学名著を一作品あたり2〜3頁で解説・紹介するのは恐ろしく困難な作業だったのではないだろうか。無論、各著書の真髄すべてを語ることは不可能ではあるが、非常に丁寧に解説されており、誠意が感じられる。まずアウトラインを掴んでおきたい私のような初心者にはベストな本だ。一般教養を身に付ける目的からも必携の一冊だろう。2013/03/08

白義

11
すごーくあっさりしているし特別な面白味はないが、多種多様な思想書の基本アイディアを掴み、一通り的確に、しかも平均的サラリーマン辺りを対象にして問題なく理解できるよう解説している広さと文章力はさすがの一言。元サラリーマンのである著者らしい一冊だが、例えばヘーゲルを総理大臣にしたり独自超訳したりという飛び道具はなく、かなり普通。本格的に読むためというより、教養として内容を抑えるためのアンチョコ本だろう。ライプニッツのモナドに苦戦しつつも最後にネット社会に例えるところはなかなか上手く感じた2014/09/23

ヤギ郎

6
有名な哲学書をざっくりと説明している。教養を深めるためにはいい。哲学入門書というよりは本紹介をしている。2015/01/05

スズツキ

5
実は読むまで若干疑ってましたが、手始めに読んだ「プロ倫」の解説が結構まとまっていたので通読することに。良いまとめとして使える。2014/05/25

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