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内容説明
幕末、倒れかけの幕府と倒幕の志士たちを金銭面で支えたのは商人だった。維新、慣れない西洋式工業を政府から引き受け、成功させたのも商人だった。消えていった豪商、新たに興った冒険商人。幕末維新はビジネスマンにとっても人生を賭けて乗り越えるべき激動だったのである。幕末維新史に新しい角度で切り込む群像ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshitomo Kurokawa
9
岩崎弥太郎、安田善次郎、藤田伝三郎、大倉喜八郎、みなさん、名前がすごいなと。政商で儲けた人が多い、というのがいけ好かなかったけれど、おかげ様で今のような暮らしが出来ていると思えば、感謝の気持ちが沸いてくる。今とは時代が違うと思うので、歴史の勉強だと思って。2013/06/29
6 - hey
2
明治企業家の入門書として最適。平易な文章が良い。2013/01/09
ロケンローラー
1
今も残る大店から、途中で消えていった商家、江戸~明治維新はチャンスとピンチのジェットコースター。 でも、結局は「一人の人間」から全て始まっている。今よりも構造はシンプルだったし、「西欧モデルの輸入」というお手本があったけど、それを「定着させる」「意識変革を起こす」という事がいかに大変か。 今の時代で、その「意識の変革」と「国民がみな同じ方向を見る」という事ができるのだろうか。 渋沢栄一や岩崎弥太郎、大倉喜八郎など、誰でも知っているような人も出てくるけど、それ以外の人物も興味深く。明治の企業人の人物ガイ2013/03/13
芸術家くーまん843
1
幕末以降、様々な起業家が誕生し、今に続く特大企業もあれば、栄枯盛衰の中、衰退した企業もある。そういった企業、商店はどのような取り組み方、向き合い方をして時代を乗り切っていったのか?について様々な考察がなされています。企業家であれば、読んでみることもオススメしたいと思います。まとめ・思いきった人材の登用と慣行軌道から逸脱する改革がなければ創業200年に及ぶ豪商といえどもこの時代を生き残れなかった・時代の変遷に合わせた事業の再構築・100歩先の見える者は狂人扱いされ50歩先の見える者は多く犠牲者となる。一歩先2013/01/29
gixtc990
0
幕末から明治期の激動の時代を企業家という観点から見た作品。幕末と言うと維新志士のことが頭に浮かぶが、この本は所謂財閥系の勃興やその中でイノベーションを引き起こした人物に焦点があてられており、中々面白く読みやすかった。2016/06/10
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