内容説明
201X年、海賊が跋扈するインド洋・アデン湾方面に海自の護衛艦「ありあけ」「まきなみ」が派遣された。しかし海賊はなんと、旧ソ連製のフリーゲート艦「コルベット」で武装していた! 果たして敵の正体は!? 手に汗握る近未来シミュレーション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Meistersinger
1
仮想戦記業界に希望をもたらす現代(近未来)もの。海賊対策に出ていた海自艦などが、「海賊帝国」という斜め上の存在に翻弄される。護衛艦などの最新装備が、原始的な打撃力(といっても'60~70年代の艦艇)やセンサー類の喪失、政治的に想定外の事態に弱いことがポイント。登場人物の描写はあっさりながらも、個性は書き分けられてる(海保要員の描写が海自隊員のとは、立場以外にもちゃんと書かれている)。第一巻なので、シリーズがちゃんと続く事を祈る。2013/01/05
WooD
0
自衛隊vs海賊の話 テーマが面白いし風呂敷も広げたことだし、続きも読みたいけど無理そうだなぁ。2017/01/30