内容説明
全てを土塊へと変える瘴気、そして瘴気を纏い人を襲う汚染獣への対抗手段は『魔法』のみ。逢坂彼方は陸上国防隊魔戦術科学校で魔法を学んでいる。彼が訓練に励むある日、大量発生した瘴気により学校は陸の孤島と化す。全滅かと思われたその時、天才魔戦術士・百合草リイン悠が現れ－－。彼女に導かれ、惹かれ合いながら、彼方は瘴気の謎、自らに潜む別人格の秘密へと近づいていく。世界の終わりから始まる、学園ミリタリー幻想譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
3
まだ戦闘訓練がきちんと完了していない、訓練兵だけが取り残された極限状況の中で、事態は次々と悪化していく。。。そんなどうしようもない悪夢を、何百回も繰り返した後に現れたチャンスに乗っかって、結局彼女は彼方に去って。ずっとどこか寂しくて、やっぱり悲しい終わり方になってしまった物語でした。あぁ、でもこの先のほうに、何か抜け出す余地が残っているのかなぁ・・・。2013/01/06
海老庵
2
続きが出たら嬉しいかな。(AYNIK+疾走れ！撃て)÷2みたいな物語だったけど、こういうの好きなので。2013/01/02
なりた
2
800冊目。多分初めて読む人。カラーイラストの「いつでもどこにいても君をみつける」みたいなお師匠さまの台詞に惹かれて購入。こういうシチュエーション好き。でも……そうなのかー。お話の方は割と重い。最後は((((；ﾟДﾟ)))))))だけど続きでどうにかなりそうだから続編希望。姫王のイラストが可愛らしい。★★★★★2012/12/31
まっつんつんつん
0
久しぶりに、主人公にまったく共感がもてない作品だった。 ストーリーや演出上だとは思えるが、無意識とはいえ、他の女の子に怒鳴る主人公。貧弱で頼りなくてうじうじした主人公にもう終始イライラ。 と不満を書きましたが、他の子達は魅力的だし正直、続きは気になる。 続き出るんですかね。2015/05/08
橘梓弓
0
全体的にまとまりすぎていて、盛り上がるところも予定調和と言った感じ。いい本なんだけど、どこかで見たような話という印象が強くもある。強いて言うならシュタゲやエンドレスエイト。あとがき読む限りだと構想はこっちの方が先なんだろうけど。汚染獣についてはインベスと完全に一致。もうちょっと早く読んでおいたら色々と感想も違ってきてたんだろうなあ・・・。2014/06/05
