内容説明
何とかアレハンドロを捜し、あの夜の責任を取ってもらわなければ。ブラバント国の王女エメリーヌは、自分と瓜二つのハンナに頼み、ハンナと入れ替わって一般人になりきりナイトクラブを訪れた。だが、ようやく見つけたアレハンドロに無視され、ひどく取り乱す。「みっともないまねはやめろ」そのとき、聞き覚えのある鋭い声が背後であがった。カダール国のシーク、マキン・アルコーリだわ。私を彼の秘書のハンナだと思い込んでいるのね。引きずり出された王女は、そのまま彼の国へ連れていかれる。ああ、どうしよう。これでは私が偽のハンナだと見抜かれてしまう。なりゆきに戸惑いながらも、マキンの魅力に王女の胸はときめいた。■「別れは朝まで待って」の関連作品です。前作のヒロインと入れ替わったエメリーヌ王女とシーク・マキンの勘違いから始まる熱いラブストーリーをご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOMO
1
今どきの情報社会から隔絶された ところにいたようです。だって有名ポロ選手に5年もの間迫られていながら、相手が既婚者だと知らなかったらしいんですから。まぁ、これって相手のことを知ろうとしなかったってぇ証拠よねぇ。で、婚約者がある身でありながら、その知ろうともしなかった相手とベッドを共にした挙句に、妊娠しちゃったと。ほんと、お馬鹿さんにもほどがあるわ2013/03/24
ゆか
0
再読
ちゃろ
0
⭐⭐⭐ヒーローのシークは、思いやりがあってとってもいい人でした2013/10/03
HAL
0
今イチ・・・。いくら複雑な家庭環境とはいえ、ヒロインの性格が嫌すぎる。ただのわがまま女にしか見えない。ヒーローはいったいどこがいいんだろうか?2013/02/25