角川ソフィア文庫<br> 女形とは 名女形 雀右衛門

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角川ソフィア文庫
女形とは 名女形 雀右衛門

  • 著者名:渡辺保
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  • KADOKAWA(2014/11発売)
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  • ISBN:9784044080037

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内容説明

なぜ男性が女性を演じるのか。その美しさはどこから来るのか? 名女形・中村雀右衛門の当たり芸を味わいながら、当代一流の劇評家が、歌舞伎における女形の役割と魅力を平易に読み解いていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絶間之助

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著者の雀右衛門への入れ込み方、愛情がよく分かりました。特に、歌右衛門、梅幸との比較で、雀右衛門の女の肉感的な情愛が演技に現れるとの指摘が面白い。十種香の濡衣の哀れさ、三千歳の純情さ、藤娘の濃密な女っぽさ。しかも、型を重視してきた雀右衛門が、70歳を過ぎて型を超えて、気持ちが自然に現れるようになってから、特に良くなったとのこと。ああ、もっとよく見ておくべきでした。2015/08/23

Yuusi Adachi

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歌舞伎の見巧者、渡辺保先生が、亡くなった名女形・中村雀右衛門の演技の技巧を徹底解剖する。三姫から、揚巻…超絶技巧の雀右衛門を通して、女形の演技とは何かがわかる入門書であり、批評の最高峰でもある。スリリングな一作。同書を通して雀右衛門という稀代の歌舞伎役者の数奇な一生が見えてきます。☆☆☆☆2013/08/23

みつひめ

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文庫化にあたって加筆訂正がなされたとのこと。雀右衛門さんの舞台、もっと拝見しておきたかったなぁ…と、毎度のことながら後悔することしきりだった。最近の角川ソフィア文庫、いい仕事してますね。2013/01/19

れいちゃん

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雀右衛門自身から執筆を頼まれ、更に文庫化に際し弟子京蔵の指摘箇所を訂正した本書。リアルさと形両方上手く融合し、円熟した晩年の雀右衛門の芸がしみじみ伝わってくる。2021/06/14

若黎

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素顔と舞台化粧のあまりの違いに驚いたけど、いつまでも若々しい女形さんだった。歌右衛門丈と3つ違いには見えん。でもなぁ、上がつかえ、下からも台頭され、難しい立ち位置だったのねぇ。 渡辺さんの女形の運命もどこかに積んであるはず。読まなきゃ。2019/05/25

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