内容説明
中国の覇権拡大を抑える再選オバマの新戦略。
アメリカの対中新軍事戦略「統合エアシーバトル構想」とは?
北朝鮮、尖閣、インド洋、中東…。
すでに日本は「冷戦」に巻き込まれている。
目次
第1章 尖閣諸島問題の構図
第2章 強圧的な中国に対し、戦略を転換したオバマ政権
第3章 米の対中新軍事戦略「統合エアシーバトル構想」
第4章 緊張するインド洋
第5章 中国の進出を食い止めた米国
第6章 北朝鮮をめぐる米中の暗闘
第7章 オバマの「見えない」戦争
第8章 米中サイバー冷戦
第9章 米中インテリジェンス戦争
第10章 日本がとるべきスタンスとは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふうる
4
授業でレポート書かなあかんかったから読んだ。はじめてこういう系統の本読んだけど、難しくて読むのに時間がかかるけど興味深くはあるね笑2019/06/11
芸術家くーまん843
1
・アメリカ政府は中国の台頭にどのように対応しようしているのか。冷戦の正体を突き止めることが日本にとっても重大な課題になる。オバマ大統領は現実主義者である。それと同時に彼は秘密主義者であり、強硬策への政策転換を内外に説明することはしない大統領である。・複雑かつ危険な21世紀の日米中関係では、表も裏も駆使して、多彩な外交を展開することが求められる。まずはインテリジェンスの収集と分析である。・アメリカは、安保面では「統合エアシーバトル構想」、経済面では「環太平洋経済連携協定(TPP)」を武器に中国と対抗しようと2013/01/11
南禅寺の小僧
0
米中冷戦と日本 激化するインテリジェンス戦争の内幕2013/11/01