内容説明
ウシやシカはどうして北を向くのか?
Eメールとウシのゲップと地球温暖化な関係とは?
iPS細胞・山中伸弥教授の「滑る話」って?! 男らしさと薬指の関係とは……
ノーベル賞や疑似科学、宇宙から地震、原発問題まで、
「発信箱」「記者の目」でおなじみの科学環境部デスクによる最新〈理系〉コラム。
震災、原発事故以降、科学に無関心でいられなくなったすべての人に贈る、103篇。
これを読んだら、もう理科は苦手、理系嫌い、なんて言えなくなります。
『理系思考』から5年、待望の最新刊。
ノーベル賞、iPS細胞、モーツァルトの波動、アンドロイド、遺伝子、ヒッグス粒子、ニュートリノ、食、
介護、地震、原発、論文捏造、はやぶさ、ISS,宇宙開発、皆既日食、男の薬指などなど……全103篇
目次
第1章 食の現在
第2章 生命と老いを見つめて
第3章 エコなのかエゴなのか
第4章 宇宙へ
第5章 そして科学はどこへ行く
第6章 不確かさと真実と
第7章 されど女、とはいえ男
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
21
挫折。微生物とかISSなんて言葉を使えば科学について書いたと思ってる?なエッセイ集。2016/07/28
まーぶる
17
科学記者のエッセイ。取材や生活の中で感じたこと、疑問に思ったことをまとめていておもしろい。科学者、知識人と呼ばれる人々の主張、意見を自分の中で咀嚼し、記事にする。とても責任のある仕事だし、震災時などは肉体的にも精神的にもきつそう。しかし、著者は事実を見極め、その中で楽しく生きよう、としている様子が感じられ、すごいな、と思う。2016/04/10
魚京童!
17
つまらんエッセイだ。2014/08/23
かいゆう
17
著者は、毎日新聞社科学環境部デスクの元村さん。学問としての科学の本ではない。けれど、社会ニュースとして今まで見聞きしてきた事柄が、科学目線で書かれていて新鮮でした。科学目線で見ると、どんなニュースもツッコミ所倍増。「地球の真ん中まで見たことないのにどうして内部の素材がわかるのか?」「エコポイントやエコカーって、それってホントにエコか?」的なツッコミの感覚が自分と似ていて面白かったです。2014/05/02
kmfm
7
★★★★★オススメです。コラム形式で読みやすく、一つ一つのコラムには、文系出身の著者の庶民的な感覚のコメントがあり、時には毅然と時にはユーモラスで、"ウンウン分かる分かる"と頷いたり、"そういう見方もあるなあ"と感心したりしました。話題も"はやぶさの帰還"や"日本人のノーベル賞受賞"など明るいものから、“出生前診断"、”福島原発“など重厚なテーマまでありました。科学は万能ではないし、未来予測も不確か。そのことをふまえて、科学者も一般人も向き合っていかなければならないと強く感じさせてくれる一冊でした。2013/04/06
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