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内容説明
いまやどんなビジネスマンも、企業の合従連衡の嵐から逃れられない。
もし自らの事業部が「身売り」されたらどうするか。
どう生き延びるか。
本書では、経営再建ビジネスのプロフェッショナルが、現場から見出したリアルなサバイバル思考法、行動術を、多彩なエピソードを交えて描き出す。
サバイバル時代の日本人ビジネスマン、必携の書。
会社・上司が変わっても評価されるサバイバル思考・行動18カ条。
目次
第1章 あなたの会社は、いつ買われてもおかしくない!(M&Aは集団転職だ! 過去の延長線上の未来か、過去と断絶したイノベーションか ほか)<br/>第2章 買い手はどこを見て、何をするか(現場と経営、どちらに手を入れるのが得策か 感情に流されず、経済合理性というフェアネスを追求せよ ほか)<br/>第3章 どんな人材が重宝されるか(会社との距離の取り方を身につける 個人のパフォーマンスを最大化する ほか)<br/>第4章 プロフェッショナルスキルの磨き方(ユニバーサルでポータブルなスキルとは何か 英語力を高める ほか)<br/>エピローグ マネジャー職に求められる能力は何か(組織と組織のハブになる人材 本社と現地との間の軋轢を吸収する)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
21
カタカナ語と英語表現が多いけれども、内容としては、業部門まるごと売り買いされるM&Aが盛んになり、会社専用の人材よりも、会社から出てもやっていける人材が求められるとのこと。2018/05/05
Masaki Sato
1
今まで野球をやってきたのにいきなりサッカーをしなければならない環境にどう適応するか、会社との距離感を考えるための本。冨山さん自身が自分の会社との距離感を持っていることは驚きの一つ。2021/03/23
けんけん
1
再読。やっぱり後半は就活生のためになる。あとやるぞって気になる。2013/02/13
Itsuma Tanaka
0
会社のガバナンスの話かと思ったら、自分のキャリアをどう考えるか、という話。M&Aという視点と、社長のセルフマネジメント、そして、海外との架け橋になる人材がPMIで大変重要になりそう。泥臭い。2016/12/20
ponte
0
以下備忘録. ・ルールが変わったと頭でわかっても抱える人材が野球選手ばかりなので,手の打ちようがない.これこそ成功の呪縛の本質だ. ・自分のアイデンティティはソニーなのか自分の事業なのか.ふつうは後者ではないか. ・会社に過度に依存せず,自分の身は自分で守る. ・学ぶことに対して謙虚であり貪欲な人は,環境の変化を歓迎する. 2014/11/13