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内容説明
愛と義に生きた八重に学ぶ日本人のあり方
約150年前、戊辰戦争で会津藩は白虎隊はじめ多数の戦死者を出して敗れた。その時会津城に立てこもり、砲術を指揮し、7連発のスペンサー銃を取って戦った男まさりの女性がいた。敗戦後京に移り、アメリカ帰りの新島襄と結婚し、襄の同志社設立を支えた新島八重である。八重は男尊女卑の遺風が根強く残る明治の世の中で「ハンサムウーマン」として時代の魁となり、晩年は会津の仲間と篤志看護婦として日清、日露戦争時に活躍する。また女性茶道家として名を成す。
八重の真の強さ、先進性、献身、チャレンジ精神、そしていくら過酷な敗戦にもめげなかった会津の人々に共感する櫻井よしこ氏が、会津魂と八重の人生から今の日本人が学ぶべき事々に思いを致す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
15
《私‐図書館》会津は、もっと封建的だと思っていたけど、そうではなかったんですね。什の掟とか日新館童子訓とか、今ならあいづっ子宣言はいいと思う。2013/04/19
s-kozy
6
会津藩の士族の教育を中心に描かれている。 改めて教育の大切さを感じた。 まずは二人の子ども達をしっかりと育てなくては。2013/01/10
epitaph3
4
新島八重が表に出されているが、新島八重以外の会津人の人生が書かれているのがいい。そして会津の教育についても。利他に生きる人々を育て上げた会津の教育。自分のためでなく人のために戦う会津の人々。本来の日本がここに見えてくる。2013/01/04
Naomi
3
八重の生き方は本当に素敵だと思いますが、会津にそういう人材を育てられる風土が元々あったのだということを教えてくれた本でした。2018/03/20
芸術家くーまん843
3
・幕末、戊辰戦争で会津藩は白虎隊はじめ多数の死者を出し大敗した。そのとき鶴ヶ城で砲撃を指揮し、スペンサー銃を抱えて戦った女傑がいた。NHK大河ドラマ『八重の桜』の主人公で、後に同志社大学創設者・新島襄の妻となる新島八重である。・新島八重は1845年、寒さの厳しい初冬の日に、会津藩の山本家に生まれた。・八重の祖父は、会津藩の砲術師範を務めた。兄の覚馬は会津藩藩校「日新館」において、剣術、弓術、馬術、槍術、柔術、水練などの、武芸でどれも奥義に達する腕前を誇る人物だった。・晩年、八重が打ち込んだのが茶道だった。2013/01/07
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