HARTA COMIX<br> チオノポリス

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HARTA COMIX
チオノポリス

  • 著者名:高橋拡那【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2014/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047286061
  • NDC分類:726.1

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内容説明

「応答せよ、応答せよ、こちらチオノポリス、ブレンダン隊員」――。かつて天才少年と呼ばれた弟・アダムは、事故により幼児退行してしまう。兄のブレンダンは変声期を迎えるが、大人になることにおびえている。その時、大切なスノードームの中にいるはずの、人形が消えた……。『銀河六巡り』そして『しらまり』と、魅力的な作品を作り続ける新鋭・高橋拡那、初の作品集『チオノポリス』。表題作に加え、「ウンター・ガングの英雄」、「紅竜会のおしごと」、「三千世界の鴉は死なぬ」、「少年と幽霊」、「悪い映画で一度死んだ」、「HEATHs native HEATH」、「少年と幽霊の思い出」の8作品を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぶり

19
やぁぁぁぁっと読めました。表紙の彼が気になり購入したのですが、なかなかの分厚さで読めませんでした(笑)カラーが美しいです。中は過去の作品の総集とのことで表紙の絵と違います。劣ってるとは感じませんが、少し未熟な感じかな?英雄の末裔の女の子が、タイムスリップ(?)して英雄本人と会って話をするお話が好きでした。自分が、末裔で廃れてしまった人生に根腐っていた時に英雄であるひいお爺さんに出会い、考えが変わっていくって過程が良かった。恋心っぽいけど少し違うような感情が芽生えてるのもにやり。カラスのお話も良かったです。2014/09/08

静間

9
短編集。あれ?絵が少し違うと思ったら、フェローズより前の作品がほとんど。初々しい、勢いのある作品集。表題作は声変わり前の大人になりたくない少年が主人公。子供は色々なことを知らなくても許される、夢を見ていられる存在。じゃあ大人は?大人になると何が変わるの?弟の設定がいまいち生かされていないように感じたけど、メッセージは伝わってきた。なんと言うか、こんな表現の仕方あるんだーっと思った作品。もちろん、初期の作品なので、手の大きさとか体のバランスとかちょっと吃驚しちゃう所もあるけど、伝わってくるものがある作品集。2013/01/14

蜜葉

7
前作「銀河六巡り」より断然面白い!前作は誰かのマネって印象があったけど、今作は作者さんらしさがでてて良かった。幽霊の話とノーマンの話が好き。2014/07/07

5
『少年と幽霊』の連作が好きでした。双子が不道徳な会話をしつつも仲良くしているのが微笑ましい。他の作品も良かったです。絵もこの頃のほうが好きかも。2013/08/21

かー

5
発売してすぐに購入していたのですが、表紙を見るだけで満足してしまっていたのをやっと読みました。かなり好みの内容で、一気に読んでしまいました。もっと大事に読めば良かった...。とても奥が深い作品で、読んだ後は少ししんみり色々と考えてしまいました。どのお話も良かったです。他の作品も読んでみよう。2013/05/25

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