内容説明
生死を分かつ二つの箱。ノンストップ! 脱出ゲーム小説。少女は生還できるのか?閉ざされた謎の施設で妹と育った真夏(まなつ)。ある朝、施設内に異変が起こり、職員たちは殺戮された。収容されていた他の男女とともに姉妹は死のゲームに強制参加させられる。建物は25階、各階には二つの箱。一方の箱を開ければ脱出への扉が開き、もう一方には死の罠が待つ。戦慄の閉鎖空間! 傑作脱出ゲーム小説。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
52
2012/12/16 Amazonより届く。 2014/8/3〜8/7 4年半ぶりの矢野作品。前作の極限推理コロシアムと同様、クローズドサークルでのデスゲームもの。アイデアは面白いが、設定などが余り説明されないので、作品世界にのめり込めない感じ。終わり方も何か不完全燃焼。2014/08/07
じゅんぢ
12
登場人物が次々出てくるのに、みんなあっけなく死んでしまう。その為、あまり記憶に残りにくい。いっそのこと、登場人物をしぼって、ゲームの内容で勝負して、ほしかった。2017/07/02
ウルラニ
10
クローズドサークルのデスゲーム。アイデアは面白く、頭を空っぽにしてあっという間に読めるが、何か残るかというと…気分転換に。★★☆☆☆2017/04/05
_bookuma
9
☆3.5 アイテムを入手してゲームの法則性の謎を解いたり、箱を開けると次の階につながる扉が開いたりと本当に他人が操作しているRPGを見ているようでした。ただ、考えなくてもいいのでしょうが、疑問が多々残る作品でもありました。般若の居場所にも驚きましたが、果たして可能なのでしょうか?協力者がかなりいないと不可能に感じてしまいます。特にルール変更の部分とか。しかし、展開には飽きることがなくさくさく読むことができました。脱出ゲームと銘打ったものは初読だったので、他も作品も読んでみようと思います。2013/01/16
やまだん
5
いわゆるデス・ゲームものと呼ばれる設定のミステリ。閉ざされた謎の施設で育った主人公たちが,死のゲームに強制的に挑まされる。各階に用意されている二つの箱。一方を開ければ脱出への扉が開き,もう一方には死の罠が待つ。まるでテレビゲームのような設定の小説。小説というより,実際にゲームをしているような感覚で読んだ。キャラクターもそれほど魅力的とは言えない。全体的にアラが多く,つっこみどころも多い。しかし,こういうゲーム的な感覚の小説は,個人的には結構好み。ゲーム的な小説を読みたいという人にはオススメ(55点)2015/10/13
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