内容説明
1974年、“自由な街”原宿で、舘ひろし(伊達ひろし)と岩城滉一(岩槻滉一)が結成したモーターサイクル・チーム『クールス』は誕生した。『キャロル』の解散コンサートの先導、ロックバンドデビュー、メンバー内の不協和音。クールスが駆け抜けた濃厚な数年間。彼らの弟分として共に活動してきた著者が、当時実際に見てきた、聞いてきたことを基に構築した青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトウケイ
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★2つ 最後はぐっとくる。 ただそこをフューチャーしたかったんだなぁってなっちゃう。 そこ書きたかったんだろな的な。 キャロルの親衛隊時代とかバンドとかがあまりにおまけ過ぎる気がする。 ここ知りたいのに広げないんだーって思いながら読みました。 とにかく最後はぐっとくるけども2019/03/16
Kiyoshi Utsugi
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俺たちさぁ、原宿かなんかでクールスっていうチーム作ってる伊達ひろし(舘ひろし)と岩槻滉一(岩城滉一)を中心としたオートバイチームのクールスのことをピッピこと水谷晴幸(水口晴幸)の視点から捉えた青春小説です。 筆者は千藤という名前で登場します。もちろん、ルート20カークラブの三代目リーダーとして。 先日亡くなったマチャミも登場します。 クールス結成当時のことやキャロル解散コンサートのことなどが書かれており、ついつい一気読みになってしまいました。2018/02/14