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内容説明
この幸福感は、まぎれもなく本物。「加古里・スズシロ」「風の吹く吹く」「あしたの今日子」「庭へゆく」に加え、同人誌で発表された「恋する太陽系第3惑星地球在住13歳」「THE WORLD」、そして描き下ろしとなる「その後の加古里・スズシロ」を収録。紡ぎ出される人間は、こんなにも愛おしく温かい。鮮烈なデビューを飾った著者の原点を知る1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
74
『地上はポケットの中の庭』や『千年万年りんごの子』で個性溢れる人間像の描き方に好感を持ったので、こちらの短編作品集も読んでみた。表紙はアジアンな感じだけど、収録されている作品は現代の日本の高校生を描いたものがほとんど。一番心に残って面白く共感できたのは、17歳の時に10年後の自分への手紙を書いた男女が、10年後に偶然再会したら男の子だった彼が女の子になってたって話。ほのぼのした中にちらちらと日常の毒があって、そんな部分がリアル。彼らの今後をもう少し見てみたい。2013/07/22
Shimaneko
31
初期の作品集ということで期待は控えめにしといたけど、ゆるぅい空気と独特の世界観がかなり心地良い。「コラーゲン大放出」には吹いた。この作者はずっと追っかけていこう♡ 2014/05/02
ネロ
26
田中相さんの短編集です。確かな描写力。最近話題になってる「式の前日」と少し似たような静謐な雰囲気がありますが、内容もモチーフもこちらの方が好きですね。田中さんが描く女の子はみんな頑固でカワイイ。キュッと唇を結び、挑むような上目遣いでこちらを覗き込んでくるんです。生意気で無敵な表情が好き。そんな人物を彩る植物や果物にやはり愛が溢れています。ほんとに綺麗に描かれますよね。2012/12/21
だんぼ
22
1コマ1コマが心にすとんと落ちていくような印象を全体的に受けました。特に、庭へゆくは、夜のもつ不思議な空気感が描かれていて自分自身癒されました(*^_^*)2013/03/12
ぐっち
21
田中相さんの短編集。ファンタジー色は薄めですが、これはこれで。セミみたいな今日子ちゃんがきれい。風が吹く話もジーンときますね。庭の話も良かった。それにしてもスズシロめ。カコちゃんかわいーじゃん!2012/12/09
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