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内容説明
伝統あるアーンショウ家の旦那様に拾われたヒースクリフは、アーンショウ家の娘・キャサリンと仲良く成長し、愛し合うようになる。しかし、アーンショウ氏の死後、跡継ぎのヒンドリーがヒースクリフを奴隷に貶める。キャサリンのために虐待に耐え続けたヒースクリフだが、エドカーと結婚しようとするキャサリンの言葉にショックを受け、行方をくらます。数年後、巨富の財を手に入れ戻ってきたヒースクリフは狂気な行動に出るのだが……!! エミリー・ブロンテ原作、世界文学名作を漫画化! 孤児と令嬢の身分差恋愛の切ない結末――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるとらみ
1
内容があまりにも凄すぎて読み終った後しばらく放心状態に。狂うほど人を想うってちょっと私には理解できないけど、ヒースクリフがキャシーに「俺は君みたいに他の誰かとなんか夢は見れない、君といくか俺が狂うかだ」と言った言葉は胸にグッときました。でも愛憎は表裏一体なんですね。愛は人を強くもするけど弱くも醜くもするものなんだなと。2016/10/17
あみ
0
キャサリンはヒースクリフを助けるために結婚という手段を使って遠回りをしてしまったんだね。身分社会。キャサリンはヒースクリフと結婚して2人とも奴隷になるぐらいなら、自分が好きではない相手と結婚してヒースクリフを経済的にも社会的にも支えたい…って。でもさ、それってヒースクリフにとって恥、だよね。ヒースクリフは懸命にキャサリンのためを思って立派になって帰ってきたのに、キャサリンにはもう子供がいて、、やり切れない。ヒースクリフ可哀想。ネリーの存在も昔ははてな?って感じだったけど、なるほど!って感じ。全てを知る女。2023/03/16