ちくま新書<br> 前田敦子はキリストを超えた - 〈宗教〉としてのAKB48

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ちくま新書
前田敦子はキリストを超えた - 〈宗教〉としてのAKB48

  • 著者名:濱野智史
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2014/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480067005

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内容説明

AKB48の魅力とは何か?なぜ前田敦子はセンターだったのか?“不動のセンター”と呼ばれた前田敦子の分析から、AKB48が熱狂的に支持される理由を読み解いていく。なぜファンは彼女たちを推すのか、なぜアンチは彼女たちを憎むのか、いかにして彼女たちの利他性は育まれるのか…。握手会・総選挙・劇場公演・じゃんけん大会といったAKB48特有のシステムを読み解くことから、その魅力と社会的な意義を明らかにする。圧倒的情熱で説かれる、AKB48の真実に震撼せよ。

目次

序章 AKB48は「いま・ここ」にある宗教である
第1章 前田敦子はキリストを超えた(聖典としての『Show must go on』 「ゴルゴタの丘」のあっちゃん ほか)
第2章 なぜアンチに耐えられるのか―AKBのコミュニケーション・システムを読み解く(なぜアンチに耐えられるのか―AKBの「近接性」 握手会―人間の漁をする「釣り師」としてのアイドルたち ほか)
第3章 人はなぜ人を「推す」のか(推すことの「偶然性」 AKB劇場の生む偶然性 ほか)
第4章 AKBは世界宗教たりえるか(AKBという“宗教” 現代日本における宗教 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

87
神学や哲学、心理学と比較しながら、AKB48の存在が説明されている。学問そのもののところはむずかしくて、よーわからんかった。しかしその学問的な考察から、AKBの事例に落としこむと「なるほどなぁ」とも思ったりもする。2015/04/17

mitei

50
著者のAKB48に対する愛がこれでもかと言うくらい伝わった。2012/12/24

きみたけ

30
図書館で目にしたので興味本意で借りてみました。2012年出版なので内容はかなり古いです。著者はぱるるのファンとのことで、あっちゃんとぱるるに焦点を当て、キリスト教を引き合いにAKBの存在を宗教を越えたものと論じていますが、正直しっくり来なかったです😅「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」の名言の裏にAKBヲタ内アンチの存在があり、推しメンも行き過ぎると政党の派閥争いの様相で見てられないなと感じました😔2021/02/21

川越読書旅団

27
大きな影響力を持つ社会現象としてAKBグループ(乃木坂を含む)に注視している僕にとっては、著者浜野氏が単にキリスト教思想および自身の精通する社会科学概念を、AKBの類似する現象と“無理やり”シンクロさせ前田敦子を神に昇華させた力技(ちからわざ)感満載な作品。トンデモ本として読めば非常に楽しめるかも、、、。2015/08/05

みち

23
意外に専門用語が多かった!「私の事は嫌いでも、AKBの事は嫌いにならないで下さい」から、前田敦子に利他性と超越性が宿っているとの事。クリスチャンの私からすると、こじつけとしか思えませんが。免罪符の変わりに握手券だったり、タイトルからして、上手いこと言うなー(笑)という面白さはあり。以前はAKBには興味が無かった私が、上のあっちゃんの言葉を聞いて以来、辛い思いをしてるんだなと、彼女達を一人の人間として、親近感を持って見るようになったのを思い出しました。子なる神が前田敦子なら、父なる神は秋元康なのかな?(笑)2018/08/18

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