講談社ノベルス 皇帝の新しい服

著者名：石崎幸二【著】

講談社（2013/04発売）

• ISBN：9784061828582

内容説明

櫻藍女子学院高校ミステリィ研究会ミリア、ユリ、仁美は、瀬戸内海の錠前島でおこなわれる珍しい婚礼の儀式に、特別顧問の石崎を参加させるため、島へ向かうことに。麗しい花嫁候補・恵理の姿に胸を高鳴らせる石崎。しかし、過去その儀式では、数回にわたり、死者が出ていたことが明らかになって……！？　さらに、今回の花婿候補のもとにも、差出人不明の脅迫状が届いてしまう。惨劇は繰り返されるのか？　事件の真相とは！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダイ＠2019.11.2～一時休止]

ミリヤとユリその９。いつもの展開でいつものDNAって感じ。

2014/02/18

[ローリー]

ちょうど旅行で道後温泉に行くので、それに合わせて読みました。舞台が愛媛県だったので。相変わらず軽妙な会話で進む、ライトノベルテイストな話で気楽に読めました。今回も恵まれない探偵役の石崎がDNAや血液型の知識を生かして解決すると言うスタイルで、物語の骨格や犯人の動機などは横溝正史っぽいのに、致命的に物語の雰囲気が軽いので悲壮感などは全くありません。おまけに今回のメインの事件では殺人は起こりませんから。ラストが皇帝のいる来島海峡大橋の見える部屋で、ちょうどバスは大橋を渡っている最中で、笑ってしまいました。

2013/02/02

[本夜見]

石崎作品初読み、だけど…シリーズ物だったの？ ご本人も登場人物？ このＷボケ&ツッコミな女子高生達は？ 導入部でご本人を扱き下ろす自虐的(？)漫才ネタ会話が延々続くのに辟易…(^_^;)

2013/03/23

[たこやき]

また孤島か！！（お約束）　とは言え、過去の事件について資料をもとに調べる、という形であり、島での事件はあっという間に終了する。分量が少ないこともあり、どちらかと言うと小粒なネタだが、それを上手く料理していると思う。毎度のことながら、同じような題材を料理するのは凄い……けど、そろそろ、別の題材でも良いのでは？　とも思う。

2013/03/02

[み]

導入が長すぎな感じ。皆さんの感想にあるようにタイトルは秀逸です。

2013/08/15