終わりのない歌

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終わりのない歌

  • 著者名:奥野敦士【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 双葉社(2013/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784575304626

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内容説明

歌いたい、もう一度
転落事故で頸椎を損傷
首から下が動かなくなった元『ROGUE』のヴォーカリストの復活への物語
勝村政信氏、桜井和寿氏大推薦!
奥野の言葉は「なんか」ひっかかる。
生きるために必要な「なんか」だからだ。
――勝村政信氏(俳優)
誰のもとにも どんな場所にも 悲劇は起こりえる。
でも、もし僕がなにかの悲劇で揉みくしゃになってもあんなふうにクシャクシャな笑顔でハッピーな歌を歌っていたい。
奥野さんを見てそう思った。
――
桜井和寿氏(Mr.Children)
群馬が生んだ三大ロックバンド、BOOWY、BUCK-TICK、そしてROGUE(ローグ)。
わずか5年で解散した幻のバンド、ローグの名曲『終わりのない歌』が、今夏、ap bank fesで、Bank Bandによって蘇った。
その曲の作者、ミュージシャン・奥野敦士は08年、不慮の転落事故で頸椎を損傷し、半身不随となった。
彼は現在、車椅子での生活を送っている。首から下は動かない。
もうステージで走ったり、踊ったりすることも出来ない。ギターも一生弾けない……
事故後、いろんなものが奥野の中から削除されていった。
だけど、彼は諦められなかった。
家族の支えを受けて、医師の言葉を信じて、仲間から元気をもらって……
もう一度みんなの前で歌いたいから、前を向いて生きていく。
《悲しくても 切なすぎても いつかは雨もやむだろう》
【担当編集からの推薦文】
奥野さんは、優しい笑顔で話されます。
「怪我をした後、気分が暗く沈んだことが数え切れないほどあった。
その時に掛けられて嬉しかった言葉は、“頑張れ”じゃなくて、“大丈夫!”だった。
“そうか、俺は大丈夫だ”
暗く落ち込んでも、思い直して、それを繰り返しているうちに“大丈夫”になったんだ」
越えられないと思えた壁を乗り越えた奥野さんの半生が詰まったこの自叙伝には、“大丈夫!”が溢れています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

天切り松

2
俺が書いて、俺自身が救われた言葉があるんだ。「諦めることは諦めて、頑張るしかないでしょ」2014/02/21

スパゴー

2
バンドブームと共に青春を過ごした私には今の彼の状況はショックでした。でも今の彼だからこそ言える言葉もあるのではないのでしょうか?『頑張れと言われるより大丈夫と言われた方が嬉しかった』この言葉は心に響きました。

hiramee

1
身体が不自由になった後、iPadやTwitterで物凄く救われた人がここにいる。他にもきっとたくさんいる。それが嬉しい。ROGUEもいよいよ復活!楽しみです。2013/08/13

owawamure

1
著者の明るさを強く感じる。本にも出てくる、youtubeの奥野が歌う「What a wonderful world」は驚くべき動画。読んだ人はたぶん観た方がいいと思う。2012/12/22

むむけら

0
脊髄損傷。腕を動かすことさえ覚束ない状態からヴォーカリストとして復活するまでを核にした述懐に、愚痴や恨み言はありません。家族のこと、仲間のこと、ROGUEのこと。ひとつひとつを労わるように綴られた文章は、読み手を静かに勇気付けてくれます。全体の構成も練られていて、読了したあとに「最後まで読んでよかった!」と思わせてくれる本です。2013/04/15

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