小学館101新書<br> 空海のこころの原風景 自身の内なる仏への旅(小学館101新書)

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

小学館101新書
空海のこころの原風景 自身の内なる仏への旅(小学館101新書)

  • 著者名:村上保壽【著】/唐草書房【編】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2012/12発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098251506

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

自身の内なる仏への旅

空海(弘法大師)には、不思議な魅力と人気があります。高野山の奥の院に今も生きているという伝説にも、四国遍歴をする人々が絶えないことにも、それは現れています。
そのため「空海」をテーマにした本は数多く出版されていますが、本書は新書の形で、「空海のこころとは何か」を、正面からわかりやすく取り上げるものです。
京都に東寺を創建した空海は、決して都会を避けているわけではありません。しかし、より純粋な瞑想と修行のため、高野山に最後の道場を求めたという点では、最初の脱都会派・自然志向の人であり、また大日如来=太陽にエネルギーの根源を求めたという点では、今日の太陽エネルギーの再評価などにも通ずる展望を持った人でした。また、禅定の中の死という形で、自らの死を今も積極活用し続けているという点でも、まさに今日的な人物であると言えるでしょう。
本書は、このようなさまざまな場面に今も生きている空海の心を明らかにし、その「こころ」が現在においてもいかに新鮮であり有用であるかを伝えるものです。震災後の復興を求める日本人の心にも、確かな灯をともす一冊。

・空海の若い時代から晩年へと、その足跡の順にわかりやすくたどります。
・難しい哲学的、宗教的言葉を極力避けて、明解に説き進みます。
・空海哲学の核心=“即身成仏”の意味が、この一冊に要約されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sun

5
四国を初めて訪れ、88か所巡りもはじめた。空海の本を探したが、あまりなく、とりあえず。「すべてにこころがある」「即身成仏」。その通り。2015/04/12

三上 直樹

3
高野山大阿闍梨である村上氏による空海と真言宗の解説ですが、宗派の祖である空海の教えから踏み出すことをせず、そのままを礼賛するだけで、知的刺激につながりませんでした。四国遍路をすれば、わかるのかも知れません。2017/03/04

みどり

0
物事の本質や心をを見る、ということについて考えさせられた。信仰とは徹底して自我を捨てることを目指すということで、現代人にはかなりハンデがあると思う。個人的には、仏教的・密教的教えの実践の重要性には共感できる。密教が感情と論理のどちらを重要視しているかの説明さ矛盾しているように思えるが、私の理解が浅いのだと思う。『無境界』を読みたくなった。2017/09/28

Hiroyuki Imoto

0
空海の思想がわかり易くまとまっていて、バラバラだった知識が整理できた。2013/02/09

さきパパ

0
空海さんの生い立ちなどはなんとなくわかったが、真言密教はなかなか難しい、誰しも心の中にある大日如来、生きながらに仏になれる即身成仏など、まだまだ勉強必要2018/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5567018
  • ご注意事項