微博の衝撃 - 中国を変えた最強メディア

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微博の衝撃 - 中国を変えた最強メディア

  • 著者名:李小牧/蔡成平
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • CCCメディアハウス(2012/12発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
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  • ISBN:9784484122328
  • NDC分類:547.48

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内容説明

歌舞伎町案内人と新浪東京特派員が描き出す、中国最強のメディア「微博」の真実!!俳優やAV女優、日本の財界人から世界のトップ企業までもがアカウントを開設し、新たなマーケティング・ツールとして世界的な注目を集める微博。中国人の「本音」が溢れるこのメディアは、揺れ動く中国社会を映し出し、言論統制のあるこの国で巨大な論壇となった。「微博革命」の期待も高まるが、果たして――。

◎微博(ウェイボー)とは――ツイッターと同様、140字以内の文字情報を発信できる短文投稿サイト。ただし、英語や日本語よりも140字で伝えられる情報量はずっと多い。しかも、音楽や動画もアップロードできるほか、フェイスブック以上に多彩な機能を備えている。言論統制が敷かれている中国で「声なき者たちの声」が現れる最強のメディアとなる一方、マーケティング・ツールとしての利用も広がっている。ユーザーは4億人以上。

目次

第1章 微博とはいったい何か―中国最強のメディアへ(世界が「微博」を知った日 微博は「中国版ツイッター」ではない ほか)
第2章 中国の「今」は微博にあり―微博の社会的影響力(レディ・ガガに迫る「微博の女王」 なぜ姚晨は支持されるのか ほか)
第3章 微博マーケティングの可能性―微博の経済的影響力(新たなマーケティング・ツール 先駆者はアパレルブランド「凡客誠品」 ほか)
第4章 微博の描く中国の未来―微博の政治的影響力(日本と中国のネット言論の違い 韓寒と微博と白熱する議論 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ujiro21

3
2012年時における微博の実態が記述されている。日本でも、震災前後はニコ生やUstream配信で、Twitterがメディアを変えるなどの論調が流行っていたのを思い出す。中国版Twitterとしての認識程度しか無かったが、情報規制がある中で、微博の影響力の強さと如何に中国が変わってきているのか強く興味が惹かれる内容。あとがきで蔡氏が書かれていることが全てか。中国という国を見誤っている。2019/08/14

ハザマー

2
微博は、日常の出来事を書き込むだけのツールではなく、 巨大な論壇化したメディアとなっている。 中国政府により規制されるレベルを超えていて、政府、 警察、公安、消防なども利用しているようだ。 言論規制ある中国にあって、中国人の本音や他国の実像が みえてくる。 莫大な数のフォローワー、意見、批判など、ビジネス界も 注目のツール。2014/10/21

東京には空がないというけれど・・・

2
でもね、結局は、政府に管理されているんでしょ。どこまで、「中国を変えた」んでしょうか?民主主義までには、程遠いかもしれません。ただ、内容は面白いので、一読の価値はある。2013/01/24

八子

1
2010年前後からウェイボーを使ってるなら読む価値はあまりないと思う、本の中で挙げられたのはだいたい周知されてる事例だから、分析もそこまで深くない。 評価できる点: ①Sina社副総裁や話題のブロガーへの取材 ②結論として正しいと思う(ネットにおける革命は不可能、でも変化が起こる ちょっと気になる問題点: ①出典が明確ではないこと ②結論は技術決定論っぽいこと ③検閲制度に徹底的な認識がないこと2013/05/28

ちんれん

1
おっそいおっそい。たぶん中国本土ではあらかた議論が出揃ってるはずの中国版Twitterの微博についての本。日本企業は微博のビジネス利用がまだまだ少ないとのことでしたが、我が社も何とかアカウントはありました。80後、90後世代の書き込みを中国語の勉強も兼ねてチェックして行きます。やはり中国人じゃないとこの本のように背景も含めての紹介本は書けないな。2013/01/13

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