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内容説明
人の上に立つ者はまず自分を磨け!吉田松陰も影響を受けた「性善説」「王道政治」とは何かを現代に置き換えて読み解く。
わかりやすい新訳で読む古典の名著。
目次
第1章 修養について(人間の本性は善である 四つの素質を育てていこう ほか)
第2章 人生について(天命を受け入れる 安楽な生活は人生をダメにする ほか)
第3章 処世について(途中で投げ出すな 逆境は天の与えた試練である ほか)
第4章 応対について(五十歩百歩 話の裏を読む ほか)
第5章 政治について(仁義あるのみ 義を優先させたい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいてぃ〜
18
やはり、生き方を古典に学ぶ事は多い。孟子は『性善説』の立場に立ち、『仁 = 思いやりの心』と『義 = 人として踏み行うべき正しい道』を特に重要視していたとされるが、改めて良い生き方を自分なりに考えてみると、基本線はそこだな。そしてプラスして、老子のしなやかさがあればいいなぁ。『性悪説』に立ったとされる荀子も読んで比較したいです。2016/10/28
6haramitsu
1
士として義が一番大事とのこと。なるほどね。士農工商時代の武士が、自らが士であることを自負として一生懸命に儒教を勉強してこの「義」を磨いていたんだな。武士の刹那的な行動は、この「命より義を尊ぶ」という精神に基づいているってことね。中国古典を読み始めてちょっと武士の気持ちがわかってきたかも。しかし、この「義」が昭和の初期はねじ曲げられて軍部の国家主義体制に利用されたのかな。翻って平成の世。もう一度「義」が大事にされていい。2016/04/18
AZALEA
1
★★★★★ ⚫︎国家間暇あり。この時に及びて般楽怠敖せば、これ自ら禍を求むるなり。禍福は己よりこれを求めざるなし。⚫︎人の徳慧術知あるは恒に疢疾に存す⚫︎富貴も淫する能わず、貧賤も移す能わず、威武も屈する能わず。これこれを大丈夫と謂う⚫︎仁は人の心なり、義は人の路なり⚫︎戒めよ、戒めよ、爾に出づるものは、爾に反るものなり2014/02/11
あとむ
1
孟子を初心者向けにわかりやすく書いた一冊。孟子を読む足掛かりにすると良いと思われる。簡単に書いてはあるが孟子から得られることは大きい。今まで難しそうで触れてこなかった人にはオススメだ。2014/02/05
いろはすーほ
0
トイレでうんこしながら読んでた。一文一文を訳して孟子の考え方と教えがよくわかるけど文末に翻って現代は〇〇だからだめだ。って書き方は嫌いだった2015/06/08