角川文庫 名無しの十字架

著者名：郷一郎

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784041005231

内容説明

虎と戦った人間がいる。そのフィルムを探し出せ──アンダーグラウンドフィルムの手配師・三上哲平に持ち込まれた怪しい依頼。莫大な報酬につられ、引き受けることにした三上は、瀕死の重傷を負いながら、今もどこかで生きていると噂される伝説の男を追うが……！？　渦巻く欲望、交錯する男と女、顔も名前も失った哀しき男の復讐──退廃的空気漂う横浜で燃え上がる陰謀劇の行方は！？　衝撃の都市伝説ノワールミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はらぺこ]

世界最強とか史上最強を目指して戦った男の話かなぁと思ったら恋愛小説やった。

2017/11/24

[ドドイツ]

ひとつ気に入らないのはフィルムの流失の仕方。それ以外はベタで読み易い話だが臭い。最後にニック・ボックウィンクル豆知識。ニックはタイガー・ジェット・シンに借金をしようとして断られたらしい。

2015/10/29

[シロスケ]

実は結構前に読み始めたのですが、お風呂で読んでいて、寝ちゃって、お風呂に落としてしまった本です。旅行のついでに読みきろうと思い、一気に読みました。虎と戦う男を中心に、徐々にのめりこんでいきます。映像化されるとのことで、楽しみですが基本昭和チックなので、さて!?

2013/06/24

[ゆき]

新崎を安藤政信さんで想像しながら読んだので、ちょっぴりにやにやした。多分そういう読み方をするものではない。

2013/02/14

[Kazuo Suzuki]

家の近所が舞台だと、余計に面白いね。

2013/01/04