中国の市民社会 - 動き出す草の根NGO

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中国の市民社会 - 動き出す草の根NGO

  • 著者名:李妍えん
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2012/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004313946

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

15
国家体制にかかわらず、市民社会は可能である(3頁)という指摘は新鮮味がある。M.ウォルツァーの「市民社会とは非強制的な人間の共同社会の空間(association)、及びその空間を満たす関係的ネットワーク」(5頁)。市民社会には3つの歯車がある。参加する権利、仕組み、そして参加の文化(7頁)。排除から包摂へ。社区はコミュニティ(33頁)。治理はガバナンス(45頁)。中国式コミュニティづくりが問われる(79頁)。大衆の日常から解離(乖離)したNGOは活力を失う(116頁)、とのそもそも論を説かれるのは納得。2014/01/20

敬介

2
中国のNGOについて俯瞰した一般読者(?)向けの本を初めて読みました。著者は、日中間で一般人同士がもっと交流しようよというメッセージも発信していますよね。2013/02/02

りょうのすけ

1
中国に市民社会があるのはご存知ですか?昨今の日本と中国の間の対立はし烈さを極める現代だからこそ、この本を手に取ってもらいたい。我々日本人は中国を知ったかぶりしているだけであり、いかに本来の中国の姿を知ろうとしなかったかを思い知らされる。我々がまず先に学ぶべきはヨーロッパではなく隣国の中国ではなかろうか。2014/08/22

jupiter68

1
共産党社会において市民社会などありえるのか、というのが最初のイメージ。活動するにしてもすぐに当局にいちゃもんをつけられて解散していまうのではないかと思いきや、読んでいると日本の動きよりすごいのではないかということを思う。現在のネットの発達などが後押ししているんだろう。勉強になった。2013/08/15

日本優子

1
難しかった2013/04/29

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