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内容説明
「学生時代、とにかく数学が苦手だった」という人は多いはず。でも、いつまでも苦手なままでいるのは、実は非常にもったいないこと。数学の世界は面白く、奥深く、しかも仕事の悩みをどんどん解決してくれるのだから!本書は、数学に精通したコンサルタントが、微分・積分、確率・統計、論理、ゲームの理論といった数学理論をやさしく説く。そして、「微分・積分」を人事評価に使う「確率」でイベントを盛り上げる「統計」で上司のイチャモンに反論する「ゲームの理論」で大失敗を避けるなど、仕事の現場にどう活かすかまでを解説する。「仕事に使う」という明確な目的があるために、学生時代には挫折した人でも十分モチベーションを保ったまま理解することができるだろう。長年の「数学コンプレックス」から脱却し、仕事能力もぐんぐん高まる一石二鳥の一冊。
目次
第1章 数学を使って感性力を高める<br/>第2章 論理・集合を使って思考力を高める<br/>第3章 微分・積分を使って時間力を高める<br/>第4章 確率を使って予測力を高める<br/>第5章 統計を使って説得力を高める<br/>第6章 ベクトルを使って戦略力を高める<br/>第7章 ゲームの理論を使って闘争力を高める
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二階堂聖
4
あなたの仕事の悩みは、「数学」がすべて解決してくれる。で始まる本書。 論理集合、微分積分、確率統計と続くが、悩みを解決するまではいかないかなという感じ。下手に使うと逆に人間関係で悩みが増えてしまうかも。ただ、プロスポーツ選手の基礎トレーニングランニングにあたるのがビジネスマンの数学という話は覚えておきたい。2017/03/27
Ryuuji Yamasaki
2
数学的思考を仕事に、どのように応用していくか…少しこじつけを感じる部分もあった。こういう視点で、とらえ直すのも面白いと思う。2016/11/30
しんた
2
高校時代の悪夢がよみがえりかけたが、ビジネスのケーススタディがあるから今は理解できる。数学教育改革が必要だ。2013/02/14
マリー
1
仕事で数式を考えることがあったので、この機会にと思いいつもと違ったタイプの本を。 論理と集合、ベクトルの項目では学生時代に習ったことが断片的ながら思い出されてワクワク。文系ながら数学は楽しかったことを思い出す。 数学とは「筋道立てて」ということを貫いた「思考法」だそう。そしてファッションのように数学を身に着けて、「賢い」と思わせる"演出方"が可能だそうだ。なるほど、予想していた内容とちょっと違っていたが、新たなアイデアを頂きました。2019/08/01
あだちん
1
数学はこの本ぐらい使いこなせるようにしておかないと無駄である。2017/03/12