内容説明
もし長嶋茂雄が南海に入団していたら?
もし松井秀喜が阪神に入団していたら?
もし金本知憲が広島に残っていたら?
もし巨人が星野仙一を指名していたら?
もし清原和博が即巨人入りをしていたら?
もし野村克也が南海監督を続けていたら?
もし江夏豊が「伝説の試合」で負けていたら?
ドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が
“スポーツのタブー「たら、れば」に初めて挑む!”
目次
第1章 もし長嶋茂雄が南海に入団していたら―入団・ドラフト編
第2章 もし野村ヤクルトが誕生していなかったら―監督編
第3章 もし江川卓がメジャーに挑戦していたら―投手編
第4章 もし金本知憲が阪神に来なかったら―打者編
第5章 もし桑田真澄が早稲田に進学していたら―球界スキャンダル編
第6章 もし阪神がパ・リーグに入っていたら―球団編
第7章 もしFA制度がなかったら―組織・制度編
第8章 もしNPB全盛期にWBCがあったら―ファンの夢編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーくん
8
再読→→→もし王貞治・松井秀喜が阪神に入団していたら、もし巨人が星野仙一を指名していたら、もし清原和博が即巨人に入団していたら、もし中日が「鈴木一朗」を指名していたら、もし野村克也が南海監督を続けていたら、もし江川卓がメジャーに挑戦していたら、もし金本知憲が阪神に来なかったら、もし江夏豊が「伝説の試合」で負けていたら…ほか、スポーツのタブー「たら、れば」に初めて挑んだ、プロ野球ファン待望の一冊。 2019/05/04
Kaz
5
プロ野球の「たら・れば」なかなか面白いですね。「もしもドラフトが昔のままだったら」「もしも大リーグへの移籍が認められなかったら」「もしも各都道府県に一つプロ野球のチームがあったら」「もしもFAがなかったら」等々、思いは尽きません。また、どうやらわたしの「もしも」は現在のプロ野球の体制に不満があるようです。2014/03/20
おくりゆう
4
「あの選手があの時別の球団に入っていたら…」ーというような野球界の「たら、れば」を書いた本で面白そうだったので購入。野球に「たら、れば」はないというのが鉄則ですが、野球ファンとしてはやはり想像する楽しみは尽きません。ささやかなものからとんでもないものまで、因果関係も含めて好き勝手語る、そんな居酒屋トークのような軽さで気軽に読むことが出来ました。2012/12/01
Yスキー
3
ひどい。沢村栄治がメジャーリーグに行ってたら、アメリカは真珠湾の報復はせずに受け流してたかもだと。このジジイアホか。2014/07/31
hisaos
2
とある高校野球で見た左打者が右打者だっ「たら」という話から着想を得て編まれたプロ野球の「たられば」集。沢村ひとりがメジャーに行っていれば太平洋戦争がなかったという想像などはさすがに荒唐無稽と言わざるを得ないが、特に国内野球に関する想像はもしかしたらそういう「たられば」もあったかもしれないと思わせる。コーエーの歴史SLGで史実とは全く異なるオールスター軍団を組んだり、弱小勢力で覇業を成したりしたときのような感覚。2014/05/12