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内容説明
「すぐに弱音を吐いてしまう」「ダイエットに失敗する」……日常にありがちな私たちの行動を分析するのに、難しい理論はいらない。心理学のメインテーマともいえる「なぜ、その人は○○をしてしまうのか」という問いへの答えを「心」ではなく、「外部の環境」に求めるのが行動分析学だ。「好子」「嫌子」「出現」「消失」。あらゆる行動は、四つのキーワードで分析可能であり、不登校から潔癖症まで、様々な問題行動を劇的に改善することができる。本書はそうした改善の実例を豊富に揃えるとともに、最新の知見も交えた実践の書である。【目次】まえがき/第1章 その行動をするのはなぜ?/第2章 行動に影響を与えるメカニズム (基本形)/第3章 行動がエスカレートしたり、叱られても直らないのはなぜ?/第4章 行動に影響を与えるメカニズム (応用形)/第5章 行動は見た目よりも機能が大事/第6章 日常のありふれた行動も/あとがき
目次
まえがき
第1章 その行動をするのはなぜ?
第2章 行動に影響を与えるメカニズム (基本形)
第3章 行動がエスカレートしたり、叱られても直らないのはなぜ?
第4章 行動に影響を与えるメカニズム (応用形)
第5章 行動は見た目よりも機能が大事
第6章 日常のありふれた行動も
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
110
幅広い行動心理学の分野に入るのでしょうか?あまり難しい分析はないのですが、私には非常に新鮮な感じで受け止めました。その人物の行動を「直前」「行動」「直後」の流れで見ていってわかりやすく説明されています。単純なようですが目からうろこのような感じでした。2018/07/15
山口透析鉄
29
市の図書館本で、かなり借りられているようです。予約もあるようなので早めに読みました。 行動分析学、心理学の一分野で、実践的で実証科学的です。好子・嫌子・出現・消失といった要素で強化・弱化を示されています。不登校等も分野でも実践的な対処が進んでいるようです。 いわゆる循環論法に陥らない説明原理、簡単には出せないでしょうが、臨床の現場で一定、通用しているのならばこういう本は有益そうです。 強化スケジュール・エクスポージャー・トークンエコノミーといったところもキーワードでしょう。 杉山尚子氏の本も読みたいです。2024/10/29
Natsuko
28
奥田さん著2冊目。4つの行動原理:「好子と嫌子」の「出現と消失」。強化スケジュール:ギャンブル経営者の「射幸心をあおりすぎない強化スケジュール」の計算。生活において強化スケジュールが人の行動に及ぼす影響の大きさ。行動分析学は「アメとムチ」ではなく「アメとアメなし」。ムチの副作用:積極性が失われる。新しいことを教えたことにならない。持続しない。エクスポージャー:不安を引き起こす刺激を与え続け慣れさせる。行動の機能「物や活動を得られる」「注目」「逃避・回避」「感覚」不登校に活用出来る「てんびんの法則」2025/02/16
Maiラピ
28
行動分析学的な考え方、“原因と結果を真逆に考える”。新しいものの見方を得られる本。身近な子育てにも応用できるし、教育者の方々にも。2013/06/06
高光浩二
23
読んでいてアドラーが浮かんだ。『好子』『嫌子』行動分析学も面白そうと感じた本。2014/05/25
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