青春レボリューション

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青春レボリューション

  • 著者名:大鳥研二
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 幻冬舎ルネッサンス(2012/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784779008931
  • NDC分類:913.6

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内容説明

■内容紹介
1970年、福島の男子校に通う村上圭二。好きで男子校を選んだわけではなく、この時代は福島では男子校と女子校に分けられるのは当たり前だった。ある日、女子校放送部から、圭二が在籍する新聞部を取材したいと申し込まれ、部内は興奮の坩堝と化した。しかも部員には全男子高生人気No.1の石田沙織がいるではないか――。この頃学生運動はすでにピークを過ぎていたものの、地方都市ではまだ衰えていなかった。たいていはその影響を受けて、教師や親に対して「造反有理」といつもは威勢がよい男子校生たちだったが、さすがに夢見る乙女の女子高生たちを前にすると全くもってさっぱりだった。彼女たちの強さに到底敵うわけがなく、いつもメッタ切りにされていた。女子高生にも時代の波にも揉まれながら、ちょっぴり大人になる17歳の、もやもやした1年を描いた青春小説。

■著者紹介
大鳥 研二(おおとり けんじ)
1953年福島盆地内で誕生。世界で一番美しい風景は、快晴の朝日を正面から浴びて輝く吾妻連峰だと思いながら育つ。敬香保育園、福島市立第一小学校、伊達中学校、県立福島高校を経て、福島大学卒業後は宮城県在住。趣味は、松島マラソンに毎年出場することと吾妻連峰の鎌沼周辺の散策。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

24
1970年、福島市の県立男子校の2年生だった村上圭二の物語。作者の体験がもとになっていると推察。70年安保、学生運動などの社会情勢と女子高生とお付き合いしたいという男子高校生の思いをからめまずまず面白くは読めたが、それは当時の社会情勢を、私自身が作者よりやや後輩の年代で理解できたからかも?還暦前後の年代層には懐かしく読める一書かも。携帯電話のない時代、親子関係が密な時代のお話。2013/01/20

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