内容説明
徳川綱吉が発した生類憐みの令。その推進派・吉良上野介が赤穂浪士の仇討ちを免れたため、歴史が歪んで、22世紀はイヌが支配する社会になっていた。人間はハンドと呼ばれ、お犬様の手としてお仕えする身分に。ウララたちは江戸時代にタイムスリップ。戦意喪失中の赤穂浪士に殿の仇を討たせるべく奮闘する! (講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨリヨリ
29
タイムスリップシリーズはじめて読みました。楽しめました(*^_^*)2014/06/21
coco夏ko10角
19
シリーズ第6弾。生類憐みの令の影響でイヌが社会を支配するようになり人間が犬に仕えたり食糧になっている22世紀、本来の世界に戻すため江戸時代にタイムスリップ。ウララがいつもに比べると大人しい、違う未来での三人だからかいつもとちょっとキャラが。赤穂浪士の物語をざっくりと。2020/05/09
ゆう
17
徳川綱吉による生類憐みの令が廃止されないまま現代になり、イヌと人が立場逆転してしまった社会をなんとか戻すために江戸時代にタイムスリップ。赤穂浪士の討ち入りってあるとないとじゃこんなにかわっちゃうのかぁ。相変わらずハチャメチャなこのシリーズだけど、なぜか癖になる。2014/02/22
TheWho
12
爆笑歴史ミステリーである「タイムスリップ・シリーズ」の第6弾。22世紀は犬が支配する世界と云う映画「猿の惑星」の様な設定で、原因は、元禄時代に赤穂浪士の討ち入りが失敗した為に、生類憐れみの令が存続した為と云う。そこでシリーズ主要登場人物の3人の女の子が、元禄時代にタイムトラベルをして、赤穂浪士に協力して討ち入りを成功に導く忠臣蔵物語。奇想天外の設定で忠臣蔵に映画「猿の惑星」を織り交ぜた様な面白い一冊です。2015/05/14
momi
12
歴史が歪み、22世紀は犬が支配するする社会になっていた。高い知能をもち言葉を喋れるスーパードック達。犬が主人でペットが人間!何故こうなってしまったのか…。歴史を変えるため「生類憐みの令」を発した徳川綱吉の時代に選ばれた女の子三人がタイムスリップする。そこで…やる気のない赤穂浪士たちに討ち入りをさせなければならないというハチャメチャな話!シリーズ最新刊!初めて読みましたが…強引なストーリー展開、ハチャメチャぶりに頭がついていきませんでした…。帯をみてかなりワクワクしたのですが残念です。2012/11/27