内容説明
対人援助職場における人間関係のトラブルは、職員の燃え尽きにとどまらず、利用者の支援に直接悪影響を及ぼす。本書は「自己覚知」をキーワードに、職員同士が良好な人間関係を築いてトラブルに対処するとともに、質の高い利用者支援のために個々の職員や職員集団の成長を図る方法を提示する。全10話の物語仕立てで、架空の特別養護老人ホームを舞台に、介護職のみならずさまざまな対人援助職にも当てはまる巧みな設定と事例で構成。
目次
第1話 中堅と新人の感情のもつれ
第2話 若い職員への呆れ
第3話 専門性の違い
第4話 会議での言い争い
第5話 管理職同士のトラブル
第6話 よい風潮づくり
第7話 劣等感の克服
第8話 無意識のうちの支え合い
第9話 取りもどした関係
第10話 自己覚知
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
4
Kindle 通読2022/01/10
redppm0131
2
老健で相談員をしている先輩からお借りしてたものを読了。物語形式で自己覚知やスーパービジョンについて、書かれていました。対人援助職向けですが、職場の様々な人間関係の事例について書かれており、色々な人が集う職場にしろ、組織にしろ、家庭にしろ通ずるものがあると思いました。個人的には、コーチング・7つの習慣と共通する部分がかなり多いかなと思いました。2015/08/02
kinta
0
ドラマの形を取っていますがスーパービジョンの必要性がよくわかります。
なべひろ
0
自分を知った上で、感情をコントロールできる。2014/03/30