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内容説明
私たちの血管や内蔵の働きをコントロールしている自律神経には、交感神経と副交感神経の二種類がある。体を緊張・興奮させる「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」──。両者のバランスが崩れるとさまざまな不調・病気を招くことが近年明らかになってきているが、ストレスだらけの現代人の多くは「交感神経優位」になっている可能性が極めて高い。ではどうすれば、副交感神経の働きを高めることができるのか。自律神経研究の第一人者として知られる著者いわく、その最も手軽で効果的な方法は「日常のさまざまな動作を『ゆっくり』と行うこと」。歩く、話す、食べるといった日常動作のペースを少し落とすだけで、心と体の「不調」が解消し、常に「健やかな自分」でいられるようになるという。本書では、数多くの一流スポーツ選手のパフォーマンス向上指導を手がける話題の名医が、その医学的メカニズムと実践&継続のためのコツを徹底解説!
目次
序章 私が「ゆっくり」を意識するようになった理由
第1章 なぜ、「ゆっくり動く」といいか?
第2章 まずは「ゆっくり話す」ことから始めよう
第3章 「ゆっくり」をさまざまな場面に広げていこう
第4章 「ゆっくり」を続けていくための生活習慣
第5章 「ゆっくり」は自分も周りも幸せにする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
56
意識して「ゆっくり」動く。自律神経が整い、副交感神経優位となり落ち着いて行動でき、物事がうまくいく。まずは、「ゆっくり話す」こと。究極は「喋らずに黙っている方がいい」「自分から口火を切らないこと」聞き役に徹する方がうまくいく。余計なことは言わないほうがいい。「ゆっくり歩く」「字をゆっくり書く」「ゆっくり食べる」「ぬるめの湯にゆっくりつかる」手帳の字をゆっくり丁寧に書くと物事がうまくいく。私は結構せっかちなので「ゆっくり」を心がけようと思う。 2018/12/18
おれんじぺこ♪(16年生)
25
性格がムチャクチャせっかちなので、意識して(特に仕事では)ゆっくりを心がけてはいるけれど…。話すこと、食べること、行動、全てにおいてゆっくり で、副交感神経アップを目指そう(๑•̀ㅂ•́)و✧2019/01/07
kent1box
20
一般書の位置づけの本。『話す、歩く、食べるなど動作のペースを落として、「ゆっくり」と動くことを意識するだけで、本当に、一瞬で、人生が良い方向にどんどん変わり始める。』としている。これらは、副交感神経(リラックスの神経)アップで自律神経の働きを安定させ、心と体の「不調」を消し、人生が良い方向へ変わるためらしい。焦った時や緊張した時は手を開くと良いらしく、1:2呼吸法、ため息効能、夕食後散歩、日記の効用、お母さんが落ち着くと子供も落ち着く等実践価値あり。「テイク・ユア・タイム」「ドント・ラッシュ」でいこう!2013/02/23
poke
16
ゆっくりな動作と呼吸の関係がよく理解できた。実践していきたい。ゆっくり動くと自然と呼吸がゆっくりになり、副交感神経の働きが高まり血流もよくなる。水をこまめに飲むことも副交感神経を上げるために有効。ゆっくり話すと呼吸が自然と深くなる。出だしをゆっくりにするとプレゼンもうまくいき、スピーチもうまくいく。調子の悪い時ほど上を向く。2018/03/31
tetuneco
15
2013年のテーマは「ゆっくり」。いまさらのゆとり。 2013/01/03
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