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内容説明
電子レンジ料理の第一人者・村上祥子は3人の子どもを育てながら家庭料理の大切さを伝えてきた。さまざまな失敗挫折を繰り返して行き着いたのが、現在のシンプルライフ。78歳(夫・敬助)と70歳のおふたり様がこれからも仕事を続けるために、またスマートに老いるための準備を始めたのが60代前半。本書はそこにいたる過程をたどりながら、「おふたり様のシンプルライフ」の重要性を教えてくれる。人生後半の充実したシンプルライフを支えるのは健康へのこだわり、病気に負けない食事への取り組みである。失敗や挫折があったからこそ、きめ細やかな食の提案が可能となった。東北の震災復興支援、食育、病院食、病気予防、改善食、すべてに電子レンジを多用。「はや・うま・カンタン」料理を手渡していく知恵がいっぱい。生涯現役、おいしいを家庭に届けるための祥子流の生活提案。
目次
プロローグ 失敗も挫折も乗り越えて
1章 食べる喜びは生きる歓び
2章 気持ちよく暮らすためのシンプル住まい学
3章 人と人の絆は、細く・長く・深く
4章 シンプルライフを支える健康へのこだわり
終章 村上祥子、生涯現役でいるために
エピローグ カーテンコールの前に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
6
健康は目的ではなく、幸せになるための手段。「早寝・早起き・朝ごはん」「断捨離」など、他の本でも多々見受けられますが、大切だと再確認。村上さんのように10分で晩ごはんが作れるよう、キッチン周りの収納を見直します。夫婦の役割分担は、得意なことを引き受け、尊重しあうこと。2014/08/16
還暦院erk
5
図書館本。シンプルライフどころか、凄くエネルギッシュな戦闘力100%ワーキングライフに圧倒された。凡百の自己啓発本の著者が「メソッドを語る専業」なのに対し、村上さんは70歳越えの今も多方面にわたって実践バリバリだ。まあ自慢話は軽く読み飛ばしても(笑)、あちこちに出てくるオリジナルレシピや料理に関わる知恵は精読の価値あり。早速今日は「電子レンジでスポンジケーキ」ってのを本の通りに作ってみたよ。蒸しパン風になっちゃったが驚きの手軽さで味もなかなかだった。2014/10/28
いくみ♪
4
なんとなく思い出して再録。きちんとまとめられててとても参考になる。料理の腕とかだけじゃなく、生き方・考え方も素敵な方だなあ。(シャキシャキしすぎててとうてい真似はできないけど…。)他の本も読んでみよう。 2023/12/27
いくみ♪
4
とても論理的にまとめられていて、参考になった!素敵だなあ。私もこういうふうに年をとっていきたいなあ。2023/02/22
バーベナ
4
70歳を過ぎても、なんてパワフルなのでしょう。福岡と東京を往復し、留守の間ご主人のお惣菜も工夫しておく。密かに思っているのですが、戦中を生きた世代の方には、ものすごくエネルギーと向上心に溢れている人がいらっしゃる。著者もそう。新しい栄養学への探究心はすばらしいと思う。2013/04/09