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内容説明
独裁者は“異常”なのか?
独裁者たちは、「悪の魅力」を持っている。人々をひきつける何かがなくては、そもそも独裁政治を敷くために政権トップになることはできない。
どうして彼らは政権を得られたのか、主として独裁者個人やその手法を中心に述べ、日本に独裁者は必要かという考察をする。
目次
第1章 ヒトラーはいかにして大衆を扇動したのか―絶対権力者が巧みに使う「悪」の人心掌握術(国民はなぜヒトラーに魅了されたのか 天賦の才を発揮した政治宣伝 人の心を虜にする巧妙な政策 悪魔のマニフェスト『我が闘争』)
第2章 スターリンの寝室はなぜ開かなかったのか―ソ連のサディストは虐殺をこよなく愛した(スターリンはなぜ「書記長」なのか 恐怖政治でなぜ人を支配できるのか)
第3章 毛沢東はなぜ権力を得たのか―日本人では理解不能!殺戮を繰り返す中国の素顔(反主流派の毛沢東が共産党を牛耳れた理由 権力維持のためにはナンバー2をも抹殺する)
第4章 独裁を受け継いだ後継者たち(ポル・ポト、金日成)―驚愕の実態!民衆が悪魔に豹変する時(ポル・ポトはなぜ大虐殺を行なったのか 金日成はなぜ世襲を可能にしたのか)
第5章 日本にも独裁者が必要な時がきた?―決められない政治家もういらない(東條英機は独裁者だったのか 日本に潜む独裁政治への誘惑)