内容説明
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「コリドラス・パレアトゥスがまだアマゾン川流域に居を構え、きこりを生業としていたころのことだった――」。生意気なナマズ〈コリドラス〉が語り出した身の上話は荒唐無稽なものばかり。おまけにコリドラスの口車に乗せられて、うっかり引き受けてしまった連載の仕事にも四苦八苦…小さなナマズに振り回されっぱなしの作家の〈私〉。一人と一匹のヘンテコな共同生活を、稀代のストーリーテラー斉藤洋が絶妙な間合いでユーモラスに描き出す。2種類の物語が交互に登場し、二倍楽しい連作ショートショート集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
61
酒のつまみによさそうなエッセイ集。斉藤洋さんが好きなので読んでみた。連載の単行本化。シュールで奇想天外。大変面白いのだが、一度にまとめて読むものではないな…。毎週1篇ぐらいがちょうどいいペースかも。2017/01/12
sora
33
斎藤洋は、星新一のショートショートの2代目みたい!? 。メリーさんの話、面白ったです。それに日暮道遠の幽霊退治、ウイットがきいていて、楽しい退治法でした。2015/01/05
くりり
24
うちのコリドラスたちは、どれも喋らないし、世界一周もしないなぁ^_^;2014/04/13
魚京童!
23
いまどき、虎の毛皮でできているショートパンツなんて悪趣味以外のなにものでもない。2014/02/07
怜
14
世界一周見聞中コリドラスと斉藤洋の掛け合い漫才のような虚実混ぜ合わせの、短編と、オリジナルの短編が組み合わさった面白い短編集。 ゴーストハンターヒグレの発展系、ナツカのおばけ事件簿を読んでいたので、斉藤さんのあとがきじゃないけど、まわる因果の〜と思ったのでした。 エンゼルフィッシュって、本当に乱暴ものだから、笑っちゃった2014/03/15




