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内容説明
週に1度の仕込みで保存し、あとは当日の短時間調理。1日9皿のおいしくてカラダにやさしい食事ができます。9皿は、作りおきおかず(お浸し、キンピラ、煮もの、煮魚、焼き魚、漬けもの)+日替わりのおかず(ごま和え、白和え、酢味噌和え、塩昆布和え、焼き野菜、蒸し野菜、ピクルスなど)+旬のおかず(春のアスパラ、夏の穴子、秋の秋刀魚、冬の大根など)。これが「罪ほろぼしレシピ」の基本の食卓。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
112
「罪の多い人生を送ってきました……」。太宰のような書き出しで綴られる半生。20年の水商売で重ねた不摂生の結果が逆流性食道炎と潰瘍と腸炎。薬に頼る事を潔しとせず筆者が出した結論は「生活習慣病なら生活を変える」。肉と乳製品と生野菜を一切摂らない食生活に取り組んだ。『作りおきのおかず』×『日替わりおかず』×『旬のおかず』の9品のおかずとごはんと味噌汁。小皿に美しく盛られた料理は目にも鮮やか。毎日の事だから、とても真似する自信はないけど、カクテル作りを応用した味付けと出汁の配分一覧は分かりやすくてとても良かった。2016/05/10
おくちゃん🌸柳緑花紅
78
古伊万里風の青いお皿にのる美味しそうでヘルシーなお料理‼表紙を見るだけでうっとり‼我が家の欠点は量が多すぎることと判明。アボカドの一番おいしい食べ方はゴマ和え‼トマトのお味噌汁‼桃とスペアミントの白和え‼目から鱗。フルーツでノンアルコールカクテル、バナナと豆乳とミント。キウイとグレープフルーツとカルピス。桃や苺はレモン味の炭酸飲料。作ってみよう。生活習慣病は生活習慣を変えるしかない。ですよね~。2016/01/28
たまきら
31
タイトルとミスマッチな真面目で端正な料理が並ぶ表紙に魅力を感じて手に取りました。長年の無茶がたたり、胃腸に問題を起こした男性が、自分のそれまでを振り返る文章も「人間失格」をもじった出だしからすごくていねいで、お人柄が感じられます。自分で決めたルールにのっとり、丁寧に料理を作ってそこから編み出される方程式を提供する。ここにも親しみが持てました。お友達になりたいタイプだわ~。ご近所に住んでたら夫の持ち帰る魚を分けてあげたいなあ、と思いつつ、同じ宅配業者を使う仲間意識も感じちゃいました。グッドラック、同志。2019/10/18
BEAN STARK
14
大病を患い、生活習慣をガラリと変えることで健康を取り戻した著者。ベースを変えるだけでレシピは共通というバーテンダーならではの発想、手法。お浸し、煮物、漬物などベースは同じで食材の組み合わせを変える。パズルのよう。ごま和えや白和えのレパートリーが増える。美容効果とあるクコの実など、一見料理に向かないような食材も彩りに使う。糠床の発行を促すためのビールは以外。2016/06/29
えみさん13
12
シンプルで個性的。青い皿が欲しくなります。美しいけど現実的で簡単、油脂控えめでタイトル通り健康を損なった体を癒す料理。おいしそうだなぁ。工程がわかりやすく書かれており、作りたいと思わせる工夫のあるレシピ本。やっと図書館から順番まわってきましたが…手元に置いておきたいかも。2013/07/31