幻冬舎新書<br> 句会で遊ぼう 世にも自由な俳句入門

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幻冬舎新書
句会で遊ぼう 世にも自由な俳句入門

  • 著者名:小高賢【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 幻冬舎(2014/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344982796

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内容説明

「俳句でもやろうか」。メンバーは毎度の飲み仲間。軽いノリで句会を開いたら、これが滅法おもしろい。マルを獲得したときの天にも昇る喜び。バツを食らったときの激しい落ち込み。容赦ない酷評と爆笑が飛び交う講評タイム――もともと「座の文芸」と言われ、仲間が集い、一巻の作品を完成させることからはじまった俳句。肩書き抜きで知的コミュニケーションをたのしめる句会は、中高年には格好の遊びである。知識不要、先生不要。ともかくはじめてしまえばいい。「一回だけのつもりが早八年」の体験を通して綴る、素人句会のすすめ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

6
歌人であり編集者である著者およびその仲間たちが、飲み会ついでに句会を開催することを思い立ち、実際に句会を開き、ついには句集を出してしまうまでを綴った句会入門。登場人物の肩書紹介がややくどい気はするが、俳句初心者たちの楽しみや苦労などは読んでいて楽しい。2017/01/02

メルセ・ひすい

4
俳句も短歌も、結社と言う組織を中心に活動する。結社は日本の短詩型文学を発展させてきた独特の組織である。指導的歌人(俳人)を中心に、志を同じくする者が集まり、会員から会費を集め、機関紙を刊行し、歌会(句会)を行うのが基本計である。指導者の選歌を経てその機関紙に自分の作品が掲載される。与謝野鉄幹の「新詩社」が嚆矢。肩書き抜きで知的コミュニケーションを楽しめる句会は、中高年には格好の遊び。メンバーはいつもの飲み仲間。「俳句でもやろうか」の軽いノリ。「1回だけのつもりが早8年」の体験を通して綴る、素人句会のすすめ2013/01/05

勉誠出版営業部

1
同僚から借りた、小高賢さんの『句会で遊ぼう』を読了。自分自身は無粋な人間で、俳句を嗜むような経験をしたことがありませんが、なるほどここに出てくる方々のように、お酒を飲みつつ、楽しんでできれば、それはそれで面白いような。尚、書籍の内容はライトエッセイ風。2012/11/01

nb

0
全員俳句ど素人の中高年が軽い気持ちで句会を始めて、俳句の奥深さに一喜一憂するような内容。出てくる俳句の良し悪しはあんまりわからない。文章だけ見れば句への罵詈雑言もけっこうあるが、本人たちは酒の場ということもあって楽しそうにしている。中高年はぜひ句会を!という感じが伝わってくる。結社と違って縦の関係がないところがこの会の一番の良さかもしれない。2016/10/25

santana01

0
歌人の小高賢さんが宗匠役で運営されている「醸句会」の紹介を通して、中高年のコミュニケーションツールとして句会を利用することを勧めている。素人ばかりで始め、専門俳人の指導を受けずに長期間に渡って継続されているのは非常に珍しいが、遊びゆえの真面目さと座の一人ひとりが知己であり、大人として分を弁えていることがその秘密らしい。著名俳人の名前に誤記があったり、句会のメンバー紹介などに冗長な面も見られ、小高さんの俳句鑑賞や評価に首をひねりたくなるところもないではないが、「俳句でも」と思われる方は覗いてみる価値はある。2013/09/24

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