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内容説明
根拠のない自信がありすぎる、相手の都合や気持ちは眼中にない、プライドが傷つきやすい、ホンネで話せる友だちがいない、イラッとするとツイッターでつぶやく等々、自分のことしか考えられない自分大好き人間が急増している。彼らは頻繁に他人とトラブルを起こすが、なぜこのような人間が増えているのか?
そもそもなぜ自分にしか関心が向かないのか? 彼らとはどのようにつき合えばいいのか? 自分好きの心理メカニズムから、現代の自己愛過剰社会の特徴までを徹底解明した、心理分析の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
内藤喜八
76
自分を貫き通すことのできる人間がのさばる。自分のやりたいように生き、社会を変えていく。他の人間は、耐え、それについて行くだけ。その現実が、いまの有り様だ。人は云う、自分のやりたいように、我慢することなく、最大限に自分を活かせと。それをやると潰されるし、そこまでいけず、つい他人についていってしまう。穏便に過ごす、ただ羊のように。狼になれば、少しは違うが、もっと巨大な存在になって、社会をわがものとする。悪いのは、病的に自分の好きな人というが、そう人は、幸せである。想いを遂げられて、何のストレスも苦痛もない。2024/02/25
鱒子
54
図書館本。うーむ、考える本でした。自己愛過剰で人に迷惑かけまくりという相手には付き合いきれないね、という論旨には同意。陥りがちな過剰自己愛に警鐘を鳴らす本ですが、自己愛そのものを否定しているわけではないです。病的なまでの自己愛が問題。自己愛が少なすぎても生きるのが苦しい。終盤のまとめの通りだと思います。2018/09/07
佐島楓
51
自分では冷静で客観視できているつもりでも、他人から見るとそうでもないことは多々あるのだろう。気をつけねば。2015/10/19
はな
31
作者の「上から目線の構造」が面白くこちらも読んでみました。自分に当てはまる事もあり、こんな人いる、いると自分の周囲に当てはまる人もあり興味深く読めました。最後は楽観的が大事という事でしょうか。2018/12/30
さっちゃん
17
さすがにここまでではないけれど、自分にもちょっと心当たりがあった。これまで意識しないうちに周りに迷惑かけてたことがあったんだろうなぁ。友人達の心の広さに感謝。2018/11/09
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