妃殿下の研究

個数:1
紙書籍版価格
¥1,047
  • 電子書籍
  • Reader

妃殿下の研究

  • 著者名:八幡和郎【著】
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344022522

ファイル: /

内容説明

庶民の女の子が王子さまに求婚されてお妃さまになる「シンデレラ物語」は、女性なら誰でも何十回となく夢見るもの。イギリスのウィリアム王子とケイト・ミドルトンの結婚式は世界中の祝福を受け、公務に出る度にちょっとしたニュースになる。
一方、日本の皇室はといえば、かつては菊のカーテンに閉ざされ、かと思えば十年ほど前からはゴシップのネタとして扱われるようになってしまった。
本書は、日本のプリンセスをめぐるできごとを紹介し、女性宮家創設問題など社会の問題とのかかわりを明らかにする。
世界各国の皇室の考察も交え、プリンセスという仕事の真相にせまる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

6
お妃候補の時、「この人はないわぁ」と思った人が婚約者と発表された。「わちゃ、なんで?他は逃げられたか?」と思った。ハーバード卒の外交官、将来は女性首相か。そんな誇大広告にも等しい雅子妃の経歴に常々疑問を持っていた。それが本書を読んですっきり。雅子妃ファンには耳が痛い内容だけれどね。しかしなぁ、将来の皇后陛下なんだよな、雅子妃って。天皇家の一番のお仕事は祭祀。それを一切やらない皇后ってありなのか。平成が一日でも長くなることを心から願うわ。2015/04/19

Satoshi

4
雅子妃殿下も皇后になられたが、世間より賛否両論あった病気療養や子育てなど、少し批判的に記載している。皇室の成り立ちなども勉強できた。2020/03/20

aoi

3
皇族のこと近世しか知らなかったんだなー。陛下や殿下の使われ方、皇后という立場など、文明開化の前後でだいぶん違ったのか。皇后陛下のエピソードがすてき。一方、皇太子妃殿下についての一連のことに対しては、「崇敬は厳しい制約に耐えられてこそ受けられるもの」という考えからか、辛らつな言葉も多い。2016/03/10

まる

2
一気読みだった。兎に角お気の毒と同情一途もいれば、その逆の人も。なるほどという部分、そうだったのかという部分、深く頷く部分、初めて知る歴史的部分があった。妃殿下とは難しいお立場。だが一般人とは全く違うという自覚は必要。その自覚こそが教養と品格。単に優秀な学校出身、キャリア=教養・品格になるわけではない。生まれながらに持ち合わせた素質の上に基礎になるきちんとした家庭での躾・教えがあり、更に学校その他で積み重ねられた知性が時の経過と共に教養と品格に変わっていくことを国民は望んでいたのだったが___。2018/07/04

だろん

2
今、起こっている皇室の問題点が読みやすく判りやすく述べられています。心配を不敬としてタブーにして、皇室、宮内庁、為政者にお任せしておけばいいわけでもありません。皇室の未来を考える入門書として、ぜひ多くの生粋の日本人に読んでいただきたいです。2014/07/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5474636
  • ご注意事項