内容説明
築200年、敷地777坪、間取り10LDK、海まで徒歩1分!
「いつか広々とした家を手にいれて、猫と人がのびのび暮らせる家を作りたい」と挑んだ古民家再生。これでもかと襲う試練と、失われていくお金、労力……。深い海のように沈む後悔と、山脈のように連なる反省を乗り越えて、ついにこだわりの家を実現!
暗くて狭い玄関を、床暖房付きの広~い土間に!
築200年の家を支える、天井裏の大黒柱と梁は再生の主役。お風呂は桜色のほうろう製、これは絶対ゆずれない!
手間もお金も2倍以上……。それでもやっぱり古民家が好き。古民家の不動産購入から、猫ものびのび暮らせるこだわりの大改造までをユーモアたっぷりに描く、古民家再生(ときどき、猫)エッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
24
キャットシッターの南里さんのご本は「猫、只今留守番中」「猫パンチを受け止めて」など何冊か読んでいたので、本屋で見つけてすぐ買ってしまいました。紀伊半島の最南端にある古民家に一目ぼれした南里さんの、購入から古民家再生までの道のりを描いた今作。家を買ったりリフォームするなんて普通なら一生に一度か二度の経験。そんな素人が詳しいアドバイザーもいないまま築200年の古民家再生に挑んだのだから大事業必至。お金を借りるのが嫌いな人間としては、もう読んでいるだけでお腹が痛くなりそうでした。すごいバイタリティですね!2014/07/09
喪中の雨巫女。
15
《私-図書館》和歌山は、さすがに遠いなあ。でもいってみたい。ビフォー、アフターを見るとかなり変わっているよね。2014/04/05
Sakie
13
いつか猫楠舎へ行って研修を受けたいと思っていた。南里さんは2011年、那智勝浦に777坪の敷地を持つ古民家を購入した。借金しながら改修し、猫楠舎と名づけた、その記録。7000万円かかったという。南里さんは思いつきとこだわりで突き進み、何事にも思い入れが強いのがわかる。周りの人は大変だったろう。行かなくてよかった、と思った。会っていら、私は南里さんの言葉を受け入れる心もちになれなかっただろう。これだけ手をかけた猫楠舎を、10年ほどで南里さんは離れ、手放した。私は深入りせず、「老猫専科」だけ大事にしよう。2025/06/09
書の旅人
11
もしかしたら…、私の進む道が変わるかもしれません。その様な時にこの本を手に取った事は、やはり意味があるのでしょう。作務衣が縁で、着物デビューしました。また新たな出会いがあり、夢も新たな展開に進むかもしれません。先の事はわかりませんが、やらなければ結果は見えません。人生の時刻は、 まだ夕暮。床に着くにはまだ早い!機会があり、気持ちがほんの僅かでも動いたなら、飛び込んでみるべきです。そんな想いを起こさせてくれる本でした。2018/08/29
さいちゃん
10
猫にも人にも優しい、古民家再生。もう少し、いろんな写真が見たかったですが、最後に載っていた再生後の家の中の様子がとても素敵でした。山菜や魚介類、畑で収穫したものを、美味しく料理したり、保存食にしたりと、やっぱり田舎はいいなと、改めて思いました。2013/11/25
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