現実を視よ

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現実を視よ

  • 著者名:柳井正
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2012/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569806921
  • NDC分類:304

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内容説明

ゴールドラッシュのアジアに取り残され稼ぐことを忘れて、国を閉ざす日本人へ―あなたが変われば未来も変わる。

目次

プロローグ 成長しなければ、即死する
第1章 いまやアジアは「ゴールドラッシュ」
第2章 「資本主義の精神」を忘れた日本人
第3章 政治家が国を滅ぼす日
第4章 あなたが変われば、未来も変わる
エピローグ 二〇三〇年・私が夢見る理想の日本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

95
政治家と公務員と働けるのに生活保護を受けている人たちへの厳しい喝。それだけの実績をあげているから言える言葉だと思うわ。資本主義スピリットを失くしている現代の日本にグローバル市場での生き残りは不可能であるとの現実を直視し、タフな日本人になれとの愛の鞭。「行政も企業と同じく利益を出さなければ存続できないという危機感を持つことが必要。政治の本質は「国家経営」であると考えておられる。橋下氏を最大限に擁護していおり、その思想、政治と経営を一緒に考えるのは少々乱暴だと思うが確かに頷ける。2014/01/07

Taka

54
生ける経営の哲人からの正に箴言だな。世界に目を向けよ!当事者意識で大きなビジョンを持ち仕事に取り組もう。2019/03/18

Miyoshi Hirotaka

48
組織の意思決定は、外部環境の変化を誰が見つけて判断するかという観点でトップダウンとボトムアップに分かれる。環境変化の判断をトップに任せるのが、トップダウン、現場に委ねるのがボトムアップ。一方、環境変化は無慈悲で変革の速度が変化のスピードに負ければやがて滅びる。明治維新は下級武士の危機意識を引き金にして成功したボトムアップ型。一方、グローバル経済の変化はトップダウンの意思決定でも追いつけないほどになった。かくなる上は企業という枠を越え、日本人一人一人が変わるしかない。そのような悲痛な叫びが行間に満ちている。2015/10/08

Willie the Wildcat

33
閉塞感を打破。個々人の能力+α。後者は、夢や希望。根底に、情熱と執念。Identity。拠り所。個と組織(国を含む)。依存ではなく、相互作用。グローバル人材とは、物理面ではなく思考・言動面だと感じる。その育み方も、千差万別。興味深いのが、全選挙区を全国区に!という提言。主旨は”国益”だと解釈。誤解を招く可能性がある表現も多々あるが、これも氏の国を憂う強い気持ちの表れ。(先人・賢人に)言われるうちが華!日々精進あるのみ!2013/03/10

犬こ

19
ユニクロの柳井正さんの本。日本の企業、産業、政治、サラリーマン、これらについて、全章において批判意見の連続で、読み終わった後、どっと疲れました。柳井さんは、何を狙ってこの本を出したのだろう…このままでは日本はダメになるという思いの上だろうけれど…。2016/01/16

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