米国の光と影と、どうでもイイ話

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米国の光と影と、どうでもイイ話

  • 著者名:向井万起男【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 朝日新聞出版(2012/12発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022510099

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内容説明

宇宙飛行士・向井千秋さんの夫で、講談社エッセイ賞を受賞した名エッセイストでもある著者は日本屈指の大リーグ通。朝日新聞で好評連載中のエッセイのなかから、大リーグを通して垣間見える米国文化の不思議な側面をつづったものを厳選して書籍化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

21
大リーグ大好きな向井万起男さんによる大リーグとアメリカ文化のエッセイ。私は、野球については全くの無知なので、偉大な大リーガーについても、へぇー、すごいなぁー……くらいの感覚しかない(申し訳ない)けれど、マキオちゃんは小説や映画についても詳しくて、読んでみたい本が何冊か出来た。アメリカの小説家で野球に詳しいのは純文学ではポール・オースター、エンターテイメントではロバート・B・パーカーなのだそう。マキオちゃんはハルキストで、村上春樹についても触れていて、未読だったので、これも読んでみたくなった。2015/01/03

kochanosuke

19
ザ・マニア本。マニアってこういう人ねと思う。大リーグの熱狂的ファンを自認する向井万起男さんが偏愛を持って大リーグネタを語る語る。もっとねちっこくなっていいマニアックな話題がそうなってないのは、新聞の連載をまとめたもので見開き2ページで読み切りとなっているからか。よいブックガイド、映画ガイドでもある。マニア度が濃いので新聞紙上で連載を小分けに読むくらいが丁度いいように思うけど、その場合は一冊にまとめたことによるここまでむせかえるようなマニア感は感じられなかったかも。2013/04/07

sibasiba

18
大リーグの話なのに題名からは全くわからない。楽しい語り口で良い人だと思うがけなし方が下手な人だな。メジャーリーグ関連の映画の話や小説の話が好き、南北戦争映画の傑作と名高い『グローリー』に野球シーンがあるなんて。一番印象に残ったのは『理科の先生が大リーガー』で妙に物悲しい気分になった。2014/05/17

ヨータン

10
マニアック過ぎる!私はメジャーリーグの試合は見ている方だけど知らない話ばかりでした。ただ、この本でとりあげていたメジャーリーグ関連の映画はほとんど見たので、「あっ、あのシーン」と言うのが頭の中に浮かんできて、楽しめました。メジャーリーグと映画をこよなく愛してるいる人には最高の本だと思います。2013/12/05

安国寺@灯れ松明の火

9
朝日新聞のコラム「大リーグが大好き!」をまとめたもの。初回から、映画『ワールド・トレード・センター』に出てくる「土曜日にジーターが打ったホームラン見たか?」というセリフは実は正しくないという話で始まっています。他にも、『フィールド・オブ・ドリームス』では、なぜか吹替版と字幕版で球場の売店員が口にする金額が違うとか。いやー、細かい。そしてくどい(笑) でも、著者のメジャーリーグ熱が満ち満ちていて、面白く読めました。メジャーリーガーゆかりの場所を車で訪ねて回るエネルギーもすごいです。2013/11/09

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