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内容説明
お金が紙くずになるＸデーに備えよ！金持ちゾウさん、貧乏ゾウさんが繰りひろげる、笑いと感動の物語。
昔、炭鉱で栄えたカネー村。
村のゾウたちは、静かに幸せに暮らしていた。
そこに降って湧いた投資話。
バブルの熱狂に、最初は懐疑的だったゾウたちも次々に巻き込まれていく…。
あなたのお金が一瞬にして価値を失っても、生活や経済は止まらない。
大切なことは、人やお金、チャンスの豊かな流れに身を置くこと。
愛のある人間関係の鍵を見つけること。
「お金と幸せ」がライフワークの著者の思想が結実したビジネス寓話。
目次
あるゾウの村の物語
解説 これからお金とどうつきあいますか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
61
X＝『夢をかなえるゾウ』×『アリとキリギリスの日本経済入門』＋『チーズはどこへ消えた?』＋『世界がもし100人の村だったら』＋『ライオンは眠らない』÷『億万長者専門学校』－『金持ち父さん貧乏父さん』＝『この本』というのが方程式の答えですかね。・・意味不明な計算式かもしれませんが、2時間で完読しました。人間社会を『ゾウさんの社会』に喩え、現在の経済活動を面白く表現している。仕事とお金の関係、仕事と幸福の関係、幸福とお金の関係、さらには、自分と他人との関係の大切さを間接的に示唆しており、人生に役立つ本である。2013/05/27
佐島楓
47
こういった絵本仕立ての本が流行した時期があったのはわかります。内容は平易で、経済学の概念を初めて学ぶ人（中学生くらいから）に向いていると思います。2015/11/17
Lee Dragon
23
この手の自己啓発本は多いなあという印象。既視感があったので、そこまで刺さらず…2018/03/17
としＰ
19
ゾウたちが住む国のカネー村を舞台にしたビジネス寓話。村に降って湧いた投資話。最初は懐疑的だったゾウたちも次々に巻き込まれていく。お金(収入)が増えても「もっと」という欲は尽きない。お金には人を安心させたり、愛を伝えることも出来る一方で、イライラしたり、不安を感じたりして、自分らしさを見失わせることもある。幸せになるには、人間同士の「愛し愛される関係」を築くことだ。その為にお金をつかえるなら素晴らしいことだ。この先の将来、経済が大きく変化するでしょう。しかし、自分の愛すること、愛する人を大切にしてほしい。2016/09/11
黒頭巾ちゃん
17
筆者のお金に関するエッセンスを盛り込んだ内容です。物語の象の名前の頭に「お金」とつけるとその象をイメージできます。不労所得を目指して、登記をしてどうなるかという内容です。「みんなが働かなくなたらこの世界はどうるのだろう」と働く意味を投げかけてくれます。また、「たくさん与えたものが多くのお金をもらえる」「お客を喜ばせたものがお金を得ることができる」など、はっとさせられることもあります。物語で、子供が本質を付いているのは大人への警鐘であるとも思います。2012/10/10
