ハーレクイン 狂おしき誘惑

著者名：シャーロット・ラム【著者名】/飛川あゆみ【翻訳者名】

ハーレクイン（2012/10発売）

• ISBN：9784596222442

内容説明

アテネ郊外で継父と継妹と暮らすクレアは、継父の決めた裕福な好青年との結婚を4カ月後に控えている。内気な自分にぴったりの相手だと思いつつ、彼女は迷っていた。ある日、継妹がヨットクラブで出会った男性ベンを家に連れてきた。クレアと違って奔放な継妹にお似合いの自信満々のプレイボーイだ。ベンはクレアを無遠慮に観察し、いきなり手を取ってキスをした。そのとたん、クレアは激しく震えた。いったいなぜなの？初めて経験する熱いざわめき。拒もうとしても拒めない。「君はお父さんの決めた人と結婚することなどできない」彼の言葉は、今まで平穏だったクレアの人生を根底から揺さぶった。■往年の名作家シャーロット・ラムの貴重な未邦訳作品をお届けします。初めて知る恋に戸惑うクレアと、迷う隙を与えまいとするかのように次々と誘惑をしかけるベン。二人が繰り広げる熱い攻防……はたして勝者は？　最後までハラハラドキドキが止まりません！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

(感想を三回書いて三回とも消えた。かなりショックを受けたので、しばらく放置します…。なんだろう、このがっかり感。メモ。ヒーローのしたことはもはや犯罪。それを手助けするガールフレンドも理解できない)

2017/03/10

[アカツキ]

アテネ郊外で継父と継妹と暮らし、数か月後に継父の決めた結婚が控えているヒロイン。奔放な継妹が連れてきたヒーローにつきまとわれて継父との関係にヒビが入ったことで、ヒロインは自立を決意。ロンドンへ旅立つが、ヒーローの巡らせた罠が…。聞きしに勝るヤバいヒーローだった。自分が思うことはヒロインもそう思っているし、気づいていないなら教えてあげるという思考から繰り出される犯罪行為の数々。病的な感じでロマンチックじゃないのが残念。最後、ヒロインが結婚承諾したのも精神的疲労で血迷ったくらいにしか感じられなかったなぁ。

2019/09/19

[ぽこ]

痛い話だ・・・。ヒーローじゃなくて犯罪者です。拉致、監禁、強姦、つきまとい、あらゆるストーカー行為をしています。なぜ、ヒロインが最後に彼になびくのか？？？謎すぎです。「私がいなくちゃこの人死んじゃうかも」とかいう同情心なのか？それとも刺激が欲しいのか？？

2014/12/20

[こえん]

ヒーローの言動が強引かつ身勝手なので、好みが別れるところだとは思う…脇役も濃～い人たち揃いだし。イマドキのヒロインと違って「愛してる」と言われても、ヒーローの非をバッチリ指摘して無情に去ることができるヒロインがツボ直撃でございました。単に、その後のヒーローの打ちのめされっぷりが楽しかっただけだともいえるケド。

2012/09/26

[きき]

ダブって購入の為再読。ちっともロマンチックじゃないし変な人ばっかりで疲れた。ヒロインも簡単に許さないところは好感持てたけどイマイチ何を考えているのかわかり難い。

2017/05/25