内容説明
松下幸之助の考え方に賛同し、自主的に集った人たちの心に届けられた言葉があった!となるその数々の言葉は、まるで祖父が大切な孫に送った「手紙」に書き綴っているような、深い慈愛に満ちたものでした――。本書の素材は、『若葉』(PHP友の会の会員紙)の紙上に、幸之助が生前に寄稿していたものです。30年以上前に結成されたPHP友の会では、幸之助の考え方を学び、人生や仕事、世の中のことについてともに考え、闊達な意見交換がなされていました。当時80歳をこえていた幸之助は、会に参加した若い彼・彼女らと真摯に向きあい、会員向けに創刊された『若葉』に、人生・仕事・人間関係についてみずからの溢れんばかりの想いを綴り、語りかけました。いまだ書籍化されず、弊PHP研究所に静かに保存されていた『若葉』。その紙面に綴られていた“松下幸之助の本心”。収録した数々の言葉が、ひとりでも多くの読者の心に届くことを願います。
目次
第1幕 松下幸之助からの手紙―大切な人たちへ(父の言葉 すべてがうまくいく秘訣 豊かさと厳しさ 疑いと信頼 道 ともに生きる 総決算 腹の立つこと 幸福と不幸 停滞と進歩 腹をすえて事にあたる ありがたさ 適時適切に)<br/>第2幕 松下幸之助との対話―心の持ち方・伸ばし方について(知恵と知恵との話し合い 神さまのような聡明さ ほんとうの素直な心 素直な心―あらゆる活動の源泉 凡人が求めるべき姿 感謝の心は幸福の安全弁 “人を見たら泥棒と思え”ではいけない 心の健康を養うもの 自分の夢を託すもの)<br/>第3幕 松下幸之助との対話―人生を幸せにする考え方について(幸福の概念 仕事の基本目的 女性と男性 理論と実践 自己観照という反省 正義を考える 徳育が人間をつくる 野心と素直な心 まず人間を知ること 一人ひとりの目覚めから始まる 迷える子羊にはなるな 共通の宝 共通の使命)
感想・レビュー
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やすらぎ🍀
aika
aika
とみぃ
miyatatsu