角川ソフィア文庫<br> 暦ものがたり

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角川ソフィア文庫
暦ものがたり

  • 著者名:岡田芳朗
  • 価格 ¥583(本体¥530)
  • KADOKAWA(2013/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784044064280

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内容説明

古来、暦は人々の生活に不可欠であり、その変遷をひも解けば、各時代の生活・文化・社会が鮮やかに見えてくる。日本人にとって暦とは何か。日本最古の暦から明治の改暦まで豊富な事例とともに語る暦のすべて。

目次

暦のあけぼの
暦と政治
地中からの暦
平城京の春
平安貴族と暦
鯰絵の暦
貞享の改暦余談
地方暦さまざま
絵暦
六曜の履歴
太陽暦の採用
お上の暦、民間の暦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

4
天地明察経由で興味をもったんですが、かなり昔から、それなりに正確な暦があったということが驚き。現代近くでは、グレゴリオ暦への改暦は明治政府の台所事情によって強引にされたこと。六曜が流行り出したのが明治以降ということなど色々興味深かったです。2013/07/05

なつめ

3
天地明察から江戸の天文学や暦に興味をもち、手にとりました。文章が堅く、なかなか読み進められませんでしたがなんとか読了。難しいところはさらっと、興味を持ったところをじっくり読みました。春海も出てきて嬉しかったです。日本人と暦って深い関係があるんだなと感じました。2012/10/09

shou

2
魏志倭人伝の時代からの日本の暦の通史。江戸時代の地方暦、政治都合の改暦、六曜の普及についても。世界はグレゴリオ暦で動いている気になっているけれども、農耕のための自然暦なんかを観ると、時の概念を考えてしまう。2015/02/01

霹靂火 雷公

1
『魏志』倭人伝において「正歳四時を知らず」と揶揄された時代から、数々の改暦と明治改暦、更に「おばけ暦」が廃れて現代の1枚刷りカレンダーの原型が登場するまで、日本における「暦」の変遷をわかりやすく説いた名著。これまでの岡田氏の著作から、詳しい内容をギュッと詰め込んでいて、貞享2年暦の検証など他著には無いデータもあります。本書と『日本の暦』(新人物往来社文庫) https://bookmeter.com/books/5441733 陰暦・陽暦対応表を併せて読めば、更に楽しめます。2014/03/08

Tatsu

1
暦の通史としてわかりやすく書かれていて面白かった。次はもう少し突っ込んだ話を読みたくなる。2012/09/01

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