日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

  • 著者名:藤巻健史【著】
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344022331

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内容説明

今回来る財政(金融)危機は、第二次世界大戦と同じ程度のショックだと私は思っています。
社会の仕組み、価値観、財産価値等すべてが土台からひっくり返る「ガラガラポン」を
マーケットが引き起こすのです。
「原発事故は絶対起きない」という安全神話が、「いかに悲惨な結果を生み出したか」を考えれば、最悪の事態に対する備えがいかに必要か、おわかりかと思います。
消費税の10%増税が決定しました。ですが、いまの財政状況にとっては「焼け石に水」にすぎません。「財政破綻で国家機能がマヒしてしまう」か、もしくは「ものすごいインフレ(ハイパーインフレ)で生きていくかがやっと」の時代が、ほんのちょっと後にずれるだけです。
しかしその一方、「暗く深い闇」の後は、「かなり明るい未来」が待っていると確信しています。いまある閉塞感は、すべて霧散するでしょう。
それならば、「その暗く深い闇の時代をいかに生き抜けばいいか」だけを考えておけばいいわけです。本書では、日本経済、世界経済の現状、そして先が見えない経済状況をどのように乗り切ればいいのかについて具体的に紹介しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

29
重要箇所はゴシック太字。 ギリシャの富裕層はお金を引き出し、ドイツ国債 を購入している(33頁)。 ギリシャからの教訓は、国力が弱った国の通貨 など誰も欲しくない(34頁)ということ。 日本のヘゲモニーが弱体化しており、 それは少子高齢化で日本人そのものの 老化現象が影響している。 円という通貨が外国人から信用されなくなれば、 危険だと思われる。 消費増税で疲弊してきたが、 日本財政破綻で損するのは国民のみ(49頁)。 困るじゃないかなぁ。 2014/04/26

えっくん

13
著者の「なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか」に引き続き2冊目のチャレンジです。内容はほぼ変わりなく遅かれ早かれ日本は財政破綻、またはハイパーインフレが到来し、もうどうにも回避することができないというショッキングな内容です。今まで池上彰解説で「円は信用度が高く避難通過である」「国債の9割を日本人が保有しているから大丈夫」と安心していたことが覆され不安になるような記載が満載です。日本は過剰な格差是正措置による社会主義国家であるという著者の持論は納得できる点も。分散するほど資産はないですが、外貨も考えないと…2013/03/18

Artemis

10
日本は豊かな国だと思う。貧困や格差というけれど、他の国のように日々の生活に困窮するのはごく一部。にも関わらず、いろんな理由で支援金や補助や税金控除などがある。一時的にはありがたいけど、将来にツケを回して多くの税金を使ってまでばら撒かないといけないお金なのかな、とは思う。ご機嫌取りのための小手先の政策ではなく国民の反発をかっても、国にとって本当に必要な本質的な施策の検討をして欲しいと思う。2025/01/28

nek

8
藤巻氏の日本説。海外投資はまだ敷居が高い。そんなこと言っていたらきっかけを掴めないのはわかっているけど。2015/06/29

手押し戦車

8
緊縮財政や中央銀行が直接買取ると国債が市場から減り長期金利が上がる。政治家が人気取りで経済状況に関係無く、お金をばら撒くと長期金利が上昇し悪影響を及ぼすと警報がなる。郵貯銀行が国民からお金を預かり国債をひたすら買い支えた結果、日本の経済がある。日本にいる人が海外の銀行に貯蓄をする様になった時こそ日本の硬い財政基盤が崩壊する。貯蓄の強さが日本を支えている。円の価値が世界的に上位に評価されてる間は国債は国内消化が出来る、通貨の維持は通貨と関係の無い分野から響いてくる、通貨の国境が無い。価値の維持が重要2014/12/25

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