内容説明
「妹モノみたいな、包装が新しいだけの旧世代の遺物ばっかりが脚光を浴びていたら、本当に新しいものなんて何も生まれてこなくなるじゃない。だから妹属性は有害なのよ。文化の停滞を招くの。一刻も早く撲滅して、本当の意味で新しいことをやってる人や作品にスポットを当てるべきなのよ!」昨今のラノベ批判を展開するクラスメイト、風海(かざみ)きりかの正体は「憑き人(つきびと)」である。十年ほど前から、世界中で異能を持つ人間が確認され始め、彼らはそう呼ばれるようになった。謎が謎を呼ぶストーリー展開。やがて物語の全体像が見えたとき、あなたは戦慄する――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sleipnirie
3
ラノベにこんな実験的作品があったとは。 確かに読み返して初めて物語が理解できるようになるんやね。 明らかに某映画の影響を受けてるでしょう、これ。 その映画のパロディがあるし。 2012/10/27
半熟タマゴ
2
トリックは面白かったけれど、わざわざこの話で使わなくてもよかったのでは。結末もすっきりしないし。仕掛けのある作品は好きだけれど、この作品は合わなかった。2012/09/25
灰月
2
なんでこのタイトルにしたん? 中身完全に鉄砲玉と情婦の愛の逃避行じゃないですかー2012/09/06
水無月冬弥
1
#ラノベ これは凄いくらいのタイトル詐欺ですね、うーん、トリックは面白かったけど、それだけかな。無理やりバッドエンド?にした感じが、彼女が死ぬ必要はなかったんじゃね?2013/07/10
アロゲロゲ
1
もっときりかには徹底的にラノベをこきおろして欲しかった気がする。メインヒロインのキャラは良かっただけにやりたい事がぼやけてしまってる感じになってるのはもったいないと思った。2013/05/03