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内容説明
日本企業の元気がない。
過去の成功体験に固執するあまり、新しいシステムやモデルをつくれないでいる。
いつの時代も変革をリードするのは人である。
では、どのような人材が組織の殻を破り、イノベーションを生み出すのか。
それができるのは、いままでのシステムなどに強いしがらみを持たず、強力なエネルギーを持つ“若者”であり、旧来の価値観の枠組からはみ出た“バカ者”であり、さらには、組織の外にいて、従来の仕組みを批判的に見ることができる“よそ者”である。
企業と社会を変革する要諦をまとめた。
目次
第1章 なぜ、いまイノベーションが必要なのか(行き詰まった日本を変えるには? 元気のない日本人 ほか)
第2章 次の世界をつくるのはいつも“若者”(リスクを取るのは若者の特権だ 戦後のアントレプレナーたちの思い ほか)
第3章 既成概念を壊す“バカ者”が必要な理由(リーダーシップの欠如が停滞を生んだ 日本に必要な“バカ者” ほか)
第4章 新しい見方を醸成する“よそ者”を活用せよ(何もしないと組織は停滞する クリティカル・シンキングの重要性 ほか)
第5章 過去の成功体験を捨てよ!(いままでと違った人材が必要だ 新製品、新産業は必ず生み出せる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
29
タイトルに惹かれて図書館で借りてみたら、7年ほど前の著書。「はじめに」に〈それができるのは、いままでのシステムなどに強いしがらみを持たず、強力なエネルギーを持つ“若者”であり、旧来の価値観の枠組からはみ出た“バカ者”であり、さらには、いままでの組織の外にいて、いままでの仕組みを批判的に見ることができる“よそ者”なのてある〉とあり、このフレーズは幾度となく出て来る。企業経営者の中には、これまでの常識、慣習、観念などをかなぐり捨てて、挑戦を続ける人たちがいる、として、ニトリであったり、ユニクロだったりすると。2019/08/25
Kaz
16
内容にもう少し切れ味がほしいところだが、世の中を発展させるにはいろんな人間が必要だということには合意。「世の中」の部分は「組織」、「街」、などに読み替えることもできるな。それぞれの人に、その特性にあった役割を作って提供することが、有能な指導者の条件であることは間違いない。2015/01/24
Akihiro Nishio
15
地域開発の研究会で取り上げられていたので講読したが、経営の本であったか。本書の内容の殆どがバブル崩壊から失われた20年の凡庸な解説であり、若者、ばか者、よそ者として取り上げられる企業、経営者も超有名どころばかりである。また、若者がチャレンジを阻害している老人の問題に一切触れられていない。筆者はどちらかと言えば老人側の人間だが、本書でダメ出しされた企業が発刊から5年で、かなり評価が変わっているという現実が、権威ある老人の意見が何の当てにもならないこと、イノベーションを阻害していることを皮肉にも証明している。2018/01/06
さっちゃん
5
”イノベーションとは何か?… イノベーションとは、基本的に、現在の状況を変えることだ!” 20年もの長い間、不況に陥った日本を変えるためにはイノベーションが大事だと説いた本。 本書の個人的な感想として、筆者のイノベーションに”若者””バカ者””よそ者”が必要だという主張に賛同できたが、、一部、共感できない、物足りないなと思った部分もあった。 個人的にはpp56-62の「株価からみたわが国の低迷」の部分の切り口が面白いなと思いました。後半は有名な話が多かったのでちょっと…。2013/12/09
圧倒的田中
3
『若者、バカ者、よそ者 イノベーションは彼らから始まる! (PHP新書)』(真壁 昭夫 著) 読了。 我が国我が国って何様よ。分かりきった経済解説は良いからタイトルに関する深掘りをしてほしかった。浅過ぎる。 GREE礼賛ハズレ、SONY叩きハズレ、ニトリ分析浅い。 タイトルがキャッチーなだけ。 このタイトルが一人歩きして地域おこし協力隊への過剰な期待と過剰な失望を生んでいるんじゃないかな。2024/12/14
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